雨の日に偶然出会ったホストが実は地味で大人しい元幼馴染で、そのままホテルに連れ込まれた結果…。 (Page 2)
男性は私の歩幅に合せてゆっくりと歩き始める。
隣を歩かれるだけでお姫様気分になってしまう。
世の女性たちがこぞってホストにハマる理由も頷ける。
男性から女性扱いをされるなんて元カレと別れて以来だ。
男性が突然、私の腕を掴み方向転換。
駅裏の細い道に私の手を取って連れていく。
そこはラブホテルの目の前で私は唖然とする。
「ちょっとっ!!これってどういうことなの!?」
突然のことに感情が抑えられなくなる。
そんな私のようすを見た男性はヘラヘラと笑い出す。
しかしその特徴的な笑い声に私は違和感を覚えた。
さっきまでは気がつかなかったが聞き覚えのある声と動作。
私はその瞬間、男性が幼馴染の寿明であることに気がつく。
「もしかして寿明!?どうしたのよ、そんな恰好をして!!」
「サクラが全然、俺に気がつかないんだもん。自分でもだいぶ変わった自覚はあるんだけどさ」
幼馴染の寿明の雰囲気はガラリと変わっていた。
学生時代まではオドオドとしており、読書が趣味。
高校でも大学でも目立つようなタイプではなかった。
「気がつかないわよ!!寿明は今、何をしているの!?」
「俺もいろいろあったんだよね。今はホストクラブで一応、ナンバーにも入っているんだ。絶対に向いていない職業だと思っていたんだけどね」
私が心配していると気づいた寿明は満面の笑みを浮かべる。
そして手慣れたようすでホテルのフロントに向かって行く。
誤字が
敏明と寿明…反社…😅
あ さん 2026年3月5日