手の平で転がそうと思って大人しい幼馴染の家に上がり込んだ結果、私の方が組み敷かれてしまい…。 (Page 3)
私の服装は薄手のキャミソール。
その上に薄手のパーカーを着用している。
孝太郎の視線が胸元にあることはすぐに気がついた。
わざと少し家から出かけてきただけだといわんばかりにノーブラ。
スカートも薄手の生地の物を選んだ。
この格好で孝太郎が何もしてこないのなら完全に脈なし。
彼女の写真を見てすぐに気がついていた。
華奢で守ってあげたくなるような雰囲気の子が好み。
私も見た目だけなら、彼女に劣らないくらい清楚でか弱く見えるはずだ。
「大学院に進学するらしいじゃない」
私から孝太郎にそう話しかけると、予想通り孝太郎はぼうっとしていた。
生真面目な彼女はきっと孝太郎と少し距離を取っている。
野獣のように求め合うような関係になんてなるわけがない。
じっと孝太郎の目を見つめながら私はそっと誘惑を繰り返していく。
やり方は簡単。
鏡の前でこの服がどうやったら肌を露出させられるか。
あくまでもさり気なく孝太郎の視線が泳ぐように誘導していく。
男女の関係に言葉は要らない。
私と今の孝太郎との間では言葉なんて何の意味もなさない。
孝太郎の視線の先にあるものが今、求めているもの。
それは間違いなく無防備な私の胸元だった。
「どうしたの?」
「なんでそんな恰好で出かけていたの?」
「そんな恰好ってただの部屋着よ?」
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