紅蓮の薔薇は夜に咲く ―背徳の双鎖― (Page 6)
「っ……もう、だめ……っ、あぁっ……!」
快感の頂点が波のように押し寄せる。
身体が弓なりに跳ね上がり、ひときわ甘く震えたとき――
セリアは、ふたりの腕のなかで、静かに絶頂を迎えた。
*****
朝焼けの光が、ベッドの天蓋越しに差し込んでいた。
セリアはシーツの中、ふたりの男の腕に包まれて目を覚ました。
首元には、アシュレイの金の首輪。
手のひらには、ジョゼが握っていた銀の指輪。
どちらかを選ぶのではない。
どちらも受け入れる。
それが、この夜にたどり着いた、セリアの答えだった。
Fin.
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