紅蓮の薔薇は夜に咲く ―背徳の双鎖― (Page 3)
「……お嬢様、少しだけ目を閉じていただけますか」
あの夜、セリアの寝室に忍び込むように現れたアシュレイは、ベッドの脇でそう囁いた。
アシュレイの声は、どこまでも穏やかで、それでいて、芯に熱を孕んでいた。
深夜の部屋にはまだ煌々と灯りがついている。
扉は鍵がかけられ、火の落ちた暖炉が、冷えた空気のなかでほの暗い光を投げていた。
セリアは、言われたとおりにそっと目を閉じた。
その瞬間、首筋に冷たい金属の感触が触れた。
「……これは?」
「首輪です。私からの、贈り物です」
アシュレイの声が、すぐ耳元で囁いた。
息がかかる距離。
冷たいそれが、まるで炎のように肌を焼く。
「あなたは私の主であり、私のすべて。
ならば、私だけのものになっていただきたい」
彼の指が、首輪の金具をカチリと留める。
まるで、鍵を閉めるように。
セリアの喉が小さく鳴った。
首輪は軽い。しかしその存在感は、重く、艶めいていた。
「……私に、所有されることを、拒みますか?」
問いながら、アシュレイは首筋に唇を寄せた。
鎖骨のあたりを、舌先でゆっくりなぞる。
「ん……っ」
敏感な皮膚が震える。
声が漏れそうになり、思わず唇を噛んだ。
彼の手が、ドレスの背中をするすると外しはじめた。
静かな音を立てて落ちていく布と、首元の冷たい首輪。
「この印が、誰にも触れさせない証です」
乳房に手が添えられた。
指先が、柔らかなふくらみをなぞり、親指で頂点をそっと押し上げる。
「……感じているのですね」
囁きながら、彼の唇が乳首に触れた。
舌が絡む。
甘く、吸いつき、時折やさしく噛まれる。
セリアの呼吸が荒くなる。
「アシュレイ……待って……」
「いけません、お嬢様。これは“躾け”でもあり、“ご褒美”でもあるのです」
彼は跪くと、スカートの裾を持ち上げ、太ももに唇を這わせる。
その先にある場所へ――
アシュレイは跪くと、スカートの裾を持ち上げ、太ももに唇を這わせる。
そしてそのまま、顔を沈めていった。
「お嬢様の熱、甘い香りがしています。……こんなにも、私を欲している」
舌が内腿をなぞり、セリアは無意識に脚を開いてしまっていた。
脚の奥がずくずくと疼き、濡れた音がわずかに部屋に漏れる。
指が、柔らかく秘所を押し広げ、舌先がぬるりと割れ目をなぞった瞬間――
「……っあ……アシュレイ……」
アシュレイの舌がセリアの奥へと触れたとき、
その喉奥から、甘く濡れた声が零れた。
「っ……アシュレイ、そこ……だめ、感じちゃう……っ」
だが、その瞬間――
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