体格差で甘く抱きつぶす~目の前に現れた大男に、強制的に思い出させられた私。 (Page 2)
カチャ
奥の扉が開き、石けんの香りが混ざった湯気が部屋に流れてくる。
足音がして、私は姿勢を正した。
「あ、起きたんだ?おはよ」
出てきたのは、とにかく巨大な男だった。
しかも半裸だ。
半裸というか、パンツ一丁だ。
「あれ?大丈夫?体調わるい?」
彼はタオルで髪をガシガシと拭きながら、こちらに向かってくる。
濡れた髪の毛は色素の淡いブラウン。
瞳の色も黒じゃない…薄いグレーのような色だ。
ハーフ…とかだろうか。
そういえば飲み会の席に、居た気がする。
一番遠い席だった人だ。
「オハヨウゴザイマス…」
緊張のあまり、片言のような挨拶が飛び出した。
「なんで片言!?」
彼はそんな私を見て、ケラケラと笑った。
目の前の男は…今のところご機嫌そうだ。
でも私は、聞かなければならない。
昨日何があったのかを…
「あの、大変…大変申し訳ないのですが…」
「わたくし、昨日店を出てからの記憶が…ごっそりと抜け落ちておりまして」
彼は私の様子を、じっと見ている。
いや、見下ろされている。怖い。
「あの、私…ご迷惑をおかけしてしまいました…よね?」
最悪土下座をするくらいのつもりで、問いかけた私。
彼はしばらく思案した後、ふぅ…と長めの息を吐いた。
「覚えてない可能性あるな~とは、思ってたんだけどね」
そう言って、彼はベッドに座る私の隣に腰かける。
「まさか全部抜けてるとが、流石にショックだよ」
「す…すみません」
私の顔を覗き込む、グレーの瞳。
私の心臓が、ドキンドキンと鳴り出す。
「俺の名前は、覚えてる?」
名前…自己紹介の時の記憶をたどる。
確か名前は。
「るい、君?」
「正解~」
良かった、合ってた!と思ったのも束の間、同時に私の身体は、ベッドに押し倒されていた。
あまりの体格差に、るい君の身体は私を覆い隠す。
これはもう…テントみたいだ。
「へ…あの…」
「昨夜、潰れた千代子ちゃんの介抱を頼まれたんだ」
るい君の話では、潰れた私を帰る方向が同じということで、送り届けるように頼まれたらしい。
しかし家の場所も言える状態じゃなかったらしく、仕方なく彼の自宅に連れてきたという話だった。
えー
彼と一緒に読みました
私は彼のサイズが一番感じやすいので
デカサイズはパスします
新作を待ってまーす
真由美 さん 2025年8月1日