不感症な私と、見えない彼からの刺激強めな一晩。

・作

私には普段、通っているBARがあります。そこには私の話をいつも聞いてくれる優しいバーテンダーさんがいる。彼にはいつも恋愛の愚痴を聞いてもらっていて、そんな優しいバーテンダーさんと…一夜を…!?

私は今日も、ここに来ている。

どこかというと、私を思いっきり甘やかせてくれるとびきりの男性がいるからだ。

悲しさや自信がないときに励ましてくれるとある男性。

いつものようにお付き合いしている男性と別れて泣いている私を慰めてくれるんだ。

私はその男性を求めすぎてついに…

ヤってしまった。

時間を戻して説明します!!

*****

「はーーぁ。またフラれた…」

あの時私は、失恋を慰めてもらうために、いきつけのBARにいるバーテンダーさんに行った。

そしていつものように、私はうなだれながらバーテンダーさんの少しだけ辛いカクテルを飲む。

「まぁたフラれたんですか?」

「そうよ、またよ」

「理由は…」

「聞かなくてもわかるでしょ…不感症よ!!!」

「声デカいデカい」

慌てて私の口にカクテルに入れる予定のチェリーを放り込んだ。

一斉に注目を浴びたが、バーテンダーさんがニコッと笑って場を収める。

「…最近順調に進んでるって言ってなかったですか?」

「そうよ、それは…私だけだったみたい」

コト、と目の前に置かれたカクテルに手を出している私。

「私は行為がなくても信じあえて満たされていい、それだけが望みだった」

「でも…やっぱり感じることができなくて演技に入ってしまって…」

私がカクテルを一気飲みすると、バーテンダーさんは少しだけアルコールで赤くなった頬に触れてきた。

「なら、満たしてあげましょうか?」

「え?」

「ここの仕事は1時間後に終わります。それまで飲んで待っててください」

「ええ?」

私は妖艶な笑みを浮かべるバーテンダーさんに聞き返す。

しかしいつのまにかバーテンダーさんはほかの人と交代すると言って、カウンター席から離れてしまった。

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