不感症な私と、見えない彼からの刺激強めな一晩。 (Page 2)
待つこと17分ほど。
私服姿のバーテンダーさんが外にって合図をくれた。
私は心弾ませながら後を追う。
*****
ついに私はバーテンダーさんと一緒にラブホテルに来ている。
満たしてくれる…?
私ってば期待しまくりでドキドキなんですが。
「あの、バーテンダーさん…」
ベッドに腰を置いて、終始笑顔だ。
「なんですか?」
「な、なんですかって…この距離感が…」
私の腰回りに手を回して抱き着かれている、この距離感がドキドキする。
「任せてください」
そういって、クローゼットの中からタオルを取り出して、私の目を隠しだす。
私はハテナになっていると、説明してくれた。
「感じるなら、視覚はいりません」
「は、はぁ」
本当に私を思ってしてくれるんだ。
なんだかわかるとうれしくなってくる。
身体をゆだねても、いいのかなって思っていたり。
「これから触れるよ」
真っ暗な中、どこに触れられるんだろう。
予期しない太ももに刺激を感じた。
「っ…」
ただ触られただけ。
それなのに過敏に反応してしまう。
スーッと撫でられて徐々に指先は太ももの付け根まで上がってくる。
ゆっくり、ゆっくり、少しずつ。
私はなんだか耐えきれなくて、変な声を出してしまう。
「んぁっ」
ビクンと身体が跳ねる。
その瞬間にバーテンダーさんの手が離れた。
「あ、ごめんなさいバーテンダーさん…」
「ダメだね、逃げちゃ。それから俺のことは佑志って呼んでよ」
「はい…」
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