視界も中も、巨大ぬいぐるみに埋め尽くされる (Page 4)

目尻から涙をこぼしながらぬいぐるみを見上げる。

「誰なの…?」

うさぎの顔に手を触れる。

きぐるみみたいに頭がとれるのかも、と首のあたりをなぞってみても、どうやら境目はない。

人間の腕が入っているかも、と大きな腕を触って確かめてみても、綿が厚すぎてよくわからない。

後ろにチャックがついているのかも、と手を回そうとしても、当然背中まで手が届かない。

目の前にはただ、私を包み込むほど大きくてふわふわで可愛いあのぬいぐるみがいて、繋がっているところだけがやけに生々しい。

あまりにも非現実的すぎて、夢のような気さえしてくる。

「あの…」

信じられないことの連続に——私まで、信じられないことを口走った。

「気持ちいいから…もっとして」

そう伝えた瞬間、ぬいぐるみの腰がまた動き出した。

「あっ、んっ、あっ!」

ぬいぐるみのそれがずちゅずちゅと膣内を往復する。

自分じゃ届かないところを何度も何度も突かれて、頭が痺れる。

「やっ、だめっ、んっ!あっ!…ッんん~っ…!」

恐怖が、快楽によって上塗りされる。

ぬいぐるみは変わらず一言も発さず、呼吸さえ感じられない。

腰を打ち付けられるたびにぼふ、ぼふ、という音が鳴るのが滑稽で、揺れる毛が肌にほわほわと触れるのがくすぐったくて、そんなおかしな状況がまた私の理性を打ち崩す。

「…っ、いくっ、も、いくっ…」

限界が近づいていることを声に出すと、突然ぬいぐるみが私の脚を持ち上げた。

「えっ、あ…っ!」

ぐうっと腰を押し付け、私の奥の奥をぐりぐりと掻き回す。

強烈な快感に喉がひくつき、腰が浮く。

「ひっ…ぁ、あっ…だめっ、だめ、これっ…」

ぐちゅ、ぐちゅ、と気持ちいいところをゆっくりと執拗に押しつぶされ、そのたびに電流のような感覚が全身を走る。

「やっ、あっ…しらないっ、しらない…っ、こんなイき方…っ」

こんなの、自分の体じゃないみたい。

膣壁がきゅうきゅうとぬいぐるみの肉棒を締め付け、離そうとしない。

連続で訪れる波に震えることしかできない私の脚を折り曲げ、ぬいぐるみは腰を引いた。

「あ…」

だめ、抜かないで。

そう言いかけた瞬間、ぬいぐるみはまた激しく出し入れを始めた。

「あああぁぁっ!」

どちゅっ!ごちゅっ!ずちゅっ!

今さっきまでごりごりと抉られていた場所を、今度は集中して突き上げられる。

「やあぁっ!いく!いくっ!あっ!ああぁ…ッ!」

——びくびくっと全身が震え、何度目かもわからない絶頂を迎える。

ぬいぐるみにぎゅうっと抱きつくと、あのやわらかさと温かさに包まれた。

「あ…きもちい…」

そのまま、私は意識を手放した。

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