視界も中も、巨大ぬいぐるみに埋め尽くされる (Page 3)
「ん…」
片手で割れ目をなぞりながら、もう片方の手でスマホを操作して、一人でするときのいつものサイトを開く。
布越しに指の腹で突起を撫でると、刺激を待っていたそこはすぐに熱を帯び、中がきゅうっと締まり切なくなる。
すりすりと擦り上げたり、カリカリとひっかいたりしていると、あっという間に全身の体温が上がっていった。
「ふう…」
暑さに掛け布団を足で蹴って押しやると、スースーした空気が汗ばんだ肌を冷やす。
親指でクリを優しく刺激し続けながら中指を膣口に当てると、下着から染み出すほど濡れていた。
押すと布と擦れたそこからぬち…といやらしい音がして、興奮が高まる。
我慢できず、下着をパジャマと一緒に下ろす。
愛液をクリまで塗り広げると、直接的な刺激に脚がぴくっと震えた。
「はっ、んっ…」
残っている理性が「あーあ、そのまま寝たかったのに手を洗わなきゃ…」と文句を零した気がした。
指を中に滑り込ませ、ザラザラとした部分に押し当てる。自分でしてもいつもうまく感じられないけど、不思議な心地よさに吐息が漏れる。
「…っ、いきそ…」
親指で絶えずクリをぬるぬると撫でていると、絶頂の予感が押し寄せてくるのを感じる。
もう片手に持ったスマホは見ていなかった。
ただ快感だけに集中して、まぶたを固く閉じる。
——とす。
ふと、足音のような音とともに何かの気配を感じて、目を開く。
「…えっ!?」
すぐそこに——ベッドの傍らに、あのぬいぐるみが立っていた。
「なっ、なんで…ひっ!」
そのまま、巨大なうさぎは私の上に覆いかぶさってきた。
あまりの驚きと恐怖に動くことすらできない私の鼻先に、うさぎのとぼけたような顔が近づく。
「あっ!?」
視界の外、先ほどまで自分で慰めていたところに、熱を持ちぴくぴくと脈打つように動く何かの先端があてがわれる。
そんな、まさか、これって、もしかして——
「うそ、うそうそうそ…っ!」
ぐっと圧がかかり、それが膣内にずぷっ…と侵入してくる。
「まって…まって!」
混乱する頭とは裏腹に、寸前まで焦らされていたそこはまるで欲していたかのようにその【何か】に絡みつく。
下が一体どうなっているのか確認しようと視線を向けても、ふわふわの毛に覆われた大きいお腹に邪魔されて何も見えない。
ぬいぐるみは一言も発することなく、相変わらずこちらを無機質に見下ろしている。
指では長さも太さも足りず物足りなかった場所が先端に抉られ、腰が跳ねた。
「ぁっ…」
怖いのに、わけがわからないのに、快感がぞくぞくと体を駆け上る。
みっちりと中を埋めるそれが、もう一段圧をかけてぐっと奥に押し当てられると、再び絶頂の波が押し寄せてきた。
「ひああぁっ!」
びくっ、と全身が大きく震える。
「うそぉ…」
——イッてしまった。こんな状況で。
余韻で頭がぼんやりする。
自分の乱れた呼吸の音だけが暗く静かな部屋に響いていた。
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