彼氏と昼間にセックスしてみただけ

・作

セックスは夜、お布団の中でするもの。──そう思っていたなぎさとシンジが、なんとなく昼間にいちゃいちゃしてみた。いつもの彼と、いつものようにするセックスが、なんだかとても激しくって……。明るい部屋はちょっと恥ずかしいけれど、いっぱい気持ちよくなっちゃう。ほんの少しだけ過激な、仲良しラブラブエッチです。

「ねえなぎさ、何見てんの?」

 金曜日の夜。お風呂を済ませてベッドに寝転がっていたら、シュウジがのしかかってきた。ちょっとお酒の匂いがする。

 スマホを覗き込まれるのは嫌いだ。私はホームボタンを押し、お布団にもぐり込む。ええ~、という不満そうな声が耳元に響いた。

「隠すことないじゃん。動画?ゲーム?」

「動画だけど……」

「エッチなやつだ」

「そんなわけないじゃん。アカウントのチェックしてただけ」

「ふーん」

 シュウジも、私も、こんな会話がしたいわけじゃない。彼の大きな手が布団の上から、くるくると体を撫でる。お尻のあたりとか、背中とか……弱いところを。
 金曜の夜だし、こうなると思っていた。私は鼻を鳴らして、微かな声をあげる。

「ん……」

「今週も忙しかったね。めちゃ疲れた」

「ん、ほんと。人手が足りないのも、わかるけどさ」

「現場に押し付けるのやめてほしいよな~」

 答えなんかいらない。シュウジは私の頭に手を添え、深いキスをした。舌をぬるぬると絡め合わせていると、何も考えられなくなる。きもちいい。

 布団を剥がされ、パジャマ代わりのスウェットに手が差し込まれる。冷たい、と文句を言うとブラジャーをずらされ、乳首をいじられた。思わず、腰がぐぐっと浮いてしまう。

「う、あん……」

「きもちいい?」

「シュウジ、おっぱい好きすぎでしょ」

「うん。なぎさのおっぱい、かわいいもん」

 シュウジは慣れた手つきで乳首をフニフニと揉み、すっかり固くなったものを押し付ける。何度も、何度も愛し合ってすっかり慣れた恋人の体。

 きっとお布団は足元でぐちゃぐちゃになっているだろう。おっぱいをいじられ、パンツの上からごりごりとされ、私はすっかりその気だ。シュウジは嬉しそうに体を起こし、シャツを脱ぐ。

「なぎさも脱いで」

「……電気消そうよ」

「オッケー」

 シュウジの大きな手がリモコンを掴み、明かりが消える。
 ──私たちのセックスは、いつも週末だ。夜眠る前、お布団の中で抱き合って、ちょっとだけ気持ちいいことをする。すごくしあわせ。

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