オモチャで繋がったOLとチャラ男が、嫉妬と独占欲に悩まされる話
大人のオモチャがきっかけで関係を持つようになった蓮とヒナ。ある日マンションの前で、お互い別の相手と一緒にいるのを目撃してしまって…「この黒い気持ちはなんだろう」嫉妬と独占欲に気づく、蓮目線で送る二人の後日談。
「ねえ、なんで最近遊んでくれないのぉ?」
猫なで声ですり寄ってくる女。
デカい胸をわざとらしく腕に押し付け、上目遣いでこちらを見上げている。
ふらっとコンビニに出てきただけだったのだが、女に見つかった。
最近連絡を無視していたからか、ここぞとばかりにしがみついてくる。
「蓮~しようよ?」
都合よく、いつもやりたい時にやらせてくれる女。
顔も可愛いし、乳もデカい。
エロくて特に言うこともない…けど。
「飽きた」
この一言に尽きる。
甘く囁けばすぐに脚を開いて、きっと今すぐにでも抱けるだろうが、抱こうという気分にはならなかった。
「え!嘘!やだよ、そんなこと言わないでよ~!」
「うるせーよ」
「待ってよ、何!女出来たとか言わないよね!?」
女…別にそういうわけじゃない。
そもそも付き合うとか、付き合わないとか、そういうのは面倒だ。
うるさいキーキー声をあげて俺の進行方向に立ちふさがる。
家はもう目と鼻の先だというのに、せっかく買った酒がぬるくなってしまう。
めんどくせぇ…軽く息を吐きながら見下ろすと、ふと視界に見知った姿が映った。
俺の住んでいるマンションの上の階に住んでいる女、ヒナだ。
ひょんなことから知り合い、定期的に身体を重ねている。
いつも俺が夜に一方的に彼女の部屋に行くから、部屋着の姿ばかり見ていたが、今日は仕事帰りなのかスーツ姿だ。
いつも軽く結ばれている髪は綺麗に巻かれている。
化粧をしているせいかいつもよりも、より女っぽく見える。
そんなことよりも、だ。
だれだアイツ。
一緒にいるスーツ姿の男。
ここまで一緒に来たのだろうが、マンションに入るわけでもなく何か会話をしている。
男がヒナの腕を掴み、何か言っているようだ。
なんとなく、胸のあたりが気持ち悪い。
「蓮?聞いてる?」
女の声なんて耳に届かず、二人の様子を見る。
ヒナは仕切りに断っているように見えるから、男のほうが家に上がりたがっているというところだろうか。
…上がれるわけがない。
途端に面白くなって、口角が自然に上がる。
俺は目の前の女を無視して、二人のもとに歩いた。
良かったです
作者様の処女作をおもいださせるストーリーでした
こちらのファンの皆様へ
陰ながら応援してあげましょうよ
疑いや妬みが無い様に
亜由美 さん 2025年11月16日