夫がいる私に、同級生は「ずっと好きだった」と言った (Page 4)
「なんか、久しぶりに来たなぁ。きれいなところ多いんだね」
久しぶりのラブホテル、夫ではない男性と二人きり。
美咲は会話に困ってそんなことをつぶやいていた。
「シャワー、先に浴びていいよ」
穏やかな声で悠真が伝える。
美咲はこの後の展開にドキッとしながら「う、うん」としか返せなかった。
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まさかこんな展開になるとは思わなかったけど、
身ぎれいにしておいてよかった…と胸をなでおろしながら、
シャワーを浴びる体が熱くなるのを感じる。
バスルームを出て、ふと思いを巡らせて、バスローブを手に取った。
*****
「おまたせ、橘くんもどうぞ」
バスローブ姿の美咲を見て、スマホから目を上げた悠真は真剣な顔になった。
「美咲、悠真って呼んで」
「…え?」
「名前で呼んでほしい。じゃあ、僕もシャワー浴びてくるね」
不意に距離を詰められて、美咲の心がはねた。
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