指が性感帯だと教えてもらっちゃった話 (Page 4)
セックスは挿入が本番だと思っていた。でも今日は、ちょっと違う。
ケンさんも私も、まったりした気持ちで腰を合わせる。
ぬるっとした感触、大きな質量。ずんと奥まで突き上げられて、私は首を反らせた。
「ぅん……」
「苦しくない?」
「服脱げばよかった」
「着たままもいいけど、おっぱい見えねえからなぁ」
ストッキングの破れ目から、パンツをずらして、性器だけで繋がってる。AVならお外だが、ここはホテルだ。着衣プレイって感じ。
ブラジャーのホックは外されているので、ブラウスの隙間から乳首が覗いている。ケンさんは私のおっぱいを掴み、幾度かその頂点を刺激した。すっかり敏感になっているから、何をされても気持ちいい。
でも、やっぱりこれが好きかも。……体の横に置かれたケンさんの手を掴み、舌を出して爪を舐める。ケンさんは私の中をかき混ぜながら、呆れたように笑った。
「そういう性癖になっちまったな」
「……責任とってください」
「そーだな、こんな変態ほっといたら次の彼氏がかわいそうだわ」
「ん、あ……気持ちいい、奥のとこ……」
「下で俺の突っ込まれて、上で指しゃぶってんの。なあユキちゃん、口の中と腹の中、どっちがいい……?」
ケンさんの太い指が口の中を撫で回す。上の顎や、歯の根本の柔らかいところ、感じるあたりを念入りに。
あまりの気持ちよさに口を開けてしまうと、今度は下からとん、とん突き上げられる。もう、どこを触られて何をされても気持ちいい。
ああ、またいってしまいそう。お腹の中に溜まり始めた熱を示すように、お尻を持ち上げてグリグリとケンさんにこすりつける。ケンさんは欲しがる私を見下ろし、指を口から奪い取った。
「や……」
「ちょっと使わせて。これ、ユキちゃんが舐め回した俺の指ね」
「……うん」
「これをこっちに持っていきます」
「えっ……?あ、や、やめ」
「突っ込みながらクリいじってるだけなのに、たまんねえだろ?ほら、自分の舐めた指でいきな」
まぶたの裏に火花が散る。私はすごい快感に貫かれ、一気に登り詰めた。私がさっきまで好き放題にしてた固い爪が、四角い指先が、ぱんぱんに充血したクリトリスをいじってる。その下にはケンさんの太いものが……。
自分で自分のあそこを舐めているみたい、と思いつき、私は体をくねらせた。さっき舐めていた指みたいに硬くしこった、私のクリトリス。それをくり、くりと自分で舐める。指にしたようにペニスを吸い上げ、れろれろと味わう。彼のものを、私の指を。
叫ぶように喘ぎ声を上げる私を、ケンさんは嬉しそうに突き上げる。とん、とん、指で遊ぶように。
「指遊びが上手だな、ユキちゃん。ほら、何度でもいけよ」
「あんっ!ひっ、あんっ!も、だめっ、いくっ」
「なあユキちゃん、あんたが今咥えてんのは指?それとも、俺のちんぽ?」
「いやあっ、あんっ、やっ!どっちも、どっちもぉ!!」
「ははっ。なんだっけ……明日から手を出して歩けない、だっけ?」
「もっと、もっと……気持ちいいよぉ、ケンさん、ケンさん」
「かわいい手袋プレゼントしてやろうな?なあ、ユキちゃん」
射精のとき、ケンさんは私の唇にがぶりと噛み付くようなキスをした。あんなに指を舐め合って、とても激しいセックスをしているのに、初めてのキスだった。
Fin.
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