指が性感帯だと教えてもらっちゃった話 (Page 2)
シャワーを浴びる時間も惜しいくらい、私は興奮していた。はじめての人と、はじめてセックスするのに、こんなのおかしい。
コートも脱がずベッドへなだれこみ、あの大きくて硬そうな指を掴む。ケンさんは嬉しそうに笑い、私から自分の手を取り上げた。
「だーめ、急ぎすぎ」
「やってみたい……」
「ユキちゃんエッチだなあ。職場にこんなエッチな子がいたなんて、知らなかった」
「私、指好きなんです。ケンさんの太い指、ずっと見てた」
「服着たままだし、風呂も入ってないけど。いい?」
「ん、やらせて」
「しょうがねえ子だな」
太い指。筋の形がわかるくらいに固く、骨張って、血管の浮いた……。私は舌を出し、ケンさんの中指を乗せた。そのままゆっくり、喉の奥までのみこむ。
どんどん唾液が湧き出てきて、口の中が気持ちいい。温かい指はされるがまま、おとなしく私に遊ばれ亭る……と、寝転んでいるケンさんに抱き上げられた。スーツの上に遠慮なく乗っかる。
「んー」
「フェラチオしてるみたい。鏡あるよ、見える?」
「あー、う」
ぱかりと口を開いて、鏡を見る。太くて熱い指に絡む自分の赤い舌、そしてとろりととろけた顔が見えた。
ケンさんはすごく嬉しそうだ。ぶちゅ、ぶちゅと指をしゃぶる私のジャケットを左手で脱がせ、スカートの上からお尻を揉んでいる。口の中の太い指がクッ、と曲げられ、顎の上側を優しく擦った。
「んっ……」
「口の中も気持ちいいよね。ユキちゃん、俺にも指貸して」
「……ん」
「でっかい手だな、よく動く手だ。手のひら、舐めてもいい?」
ケンさんの舌が見える。真っ赤で、厚くて、柔らかい舌が、私の手をねろりと舐める。ぞくぞくぞくっと背中が震え、勝手に腰が揺れた。
たぶん、もうパンツもストッキングもめちゃくちゃだ。恥ずかしがる余裕も持てず、私はまた太い指を口に突き込む。ケンさんは手のひらをくるりと舐めたあと、指の間をひとつ、ひとつ丁寧に吸った。
「あうっ、あっ、あ……すご」
「こんなとこ気持ちいいと思わないよね……」
「ひっ、あんっ。あんっ、あああっ、ケンさん」
「手でいっちゃいそう?」
「やだっそんなの、そんなの変。だめっ、気持ちいいっ」
「そ。手は気持ちいいんだけどさ、イけないんだよ」
右手を通してまったりとした重い快感が腰に溜まり、ぐり、ぐりと押し付けてしまう。その下には、すっかり固くなったケンさんのもの……。
恥ずかしいって感覚は、もう頭からぶっとんでいた。敏感にされた体が震えてる、ブラウスはしわだらけ。今、考えてるのは「欲しい」ってこと。お腹の中でとぐろを巻くこの熱をどうにかして。
ケンさんは私の右手にちゅっとキスをして、解放してくれた。自分の右手も私の口から奪い取り、両手でお尻を掴む。
「ねえ、ストッキング破ってもいい?」
「……いいけど」
「やった。お礼に気持ちよくしてあげる」
ブラウスの上から胸に口付けるケンさん。私はもうその程度の刺激にも耐えられず、背中を震わせてしまった。熱い指がスカートをつたいおり、お尻の割れ目をなぞる。
レビューを書く