指が性感帯だと教えてもらっちゃった話 (Page 3)
ブラウスのボタンを外し、スカートを履いたまま足を開く。変態くさいなと思うが、今さらだ。私たちは指をしゃぶりあって、恋人でもないのにホテルにいるんだもの。
スカートのホックは外してある。股間を覗き込もうとするケンさんの前、私は自分でクロッチ部分に指を伸ばした。爪を立てると、ぴりっと微かな音が鳴る。
「あっ、俺が破りたかったのに……」
「乱暴にされたらやですから」
「しないよ乱暴なんか。うわ、パンツぐしょぐしょ」
「ずらして、入れて……」
「その前に指で楽しむんだよ。左手貸してやるから、しゃぶってな」
乱暴な口調に胸がときめく。もう、私バカになってるのかもしれない。
ケンさんはジャケットとネクタイ、ベルトを外した格好だ。
真っ白いシャツの袖はめくり上げられ、血管の浮いた小麦色の腕があらわになっている。
私はその腕をぎゅっと握りしめ、中指と薬指の両方を口へ突き込んでれろれろと舐め上げた。びくりと指先が動き、ケンさんは呻き声をあげる。
「あんま気持ちよくしないで、俺こっちやるんだから……」
「ん、どーぞ」
「じゃ、触るね」
パンツのあたりから、ぷちゅ……という音が聞こえ、私はのけぞった。これ、私の音?もうぐちゃぐちゃだ。
ケンさんは親指をクリトリスに置き、数回くりくりと動かしたあと、中指を腟に突き込んだ。すっかり温まっている私の体は、もうそれだけでいっちゃいそう。気持ちよさが全身をかけ上がって、声が出てしまう。
私の唇にはケンさんの爪が当たっている。男らしい、短く切り込まれた、平たくて飾らない爪……。味わうように舌を這わせると、中に突き込まれた指がくい、くいと動いた。お腹の中をひっかくように。
「うっ……!あ、あうっ、んんんんんっ……!!」
「……ここに気持ちいいとこがあんの、女の子は」
「いやっ、お腹気持ちいいっ、いく、いく」
「ここに合わせて、外を触ってあげるんだよ」
「んっ、…………!!」
「足閉じちゃダメな。開いたまま、俺の指でいってごらん」
ぐちゅぐちゅ、ぐぽぐぽ、いやらしい音が耳に響く。私はケンさんの爪を味わいながら、背中を反らしてイった。指を撫でられてから体に溜まっていた熱が、かぁっと身体中に広がる。
足を閉じたいのに、ケンさんがのしかかるから動けない。開きっぱなしのあそこにはまだ指が入って、奥の奥をグリグリと刺激し続けている。いってるのに、今が一番上なのに……。降ろしてくれない。まだ先があるって教えてるみたい。
腟がきゅうきゅううごめき、あの指を締め付けているのがわかる。私がしゃぶった指、あの固くて太い指!
……ケンさんは私をじっと見ていた。ズボンの前をぱんぱんに膨らませながら、長い、長いエクスタシーを観察するように。
「エロっ……」
「……ひどっ」
「ひどくねーわ。俺が一所懸命やって、ユキちゃんがいっちゃって、かわいいってこと」
「ケンさん、入れないの?」
「入れるよ?ユキちゃんのここ、ぬるぬるでぐちょぐちょ。ここに入れたら最高だと思うよ」
「ねえケンさん、指でするのと、そっちでするの、どっちが好き……?」
ケンさんは答えなかった。その代わり、ニヤッと笑ってコンドームのパッケージを破った。
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