どっちがいい?~弟みたいに思っていたヤンチャな双子に告白されたと思ったら身体まで翻弄されてしまいました。 (Page 4)
「奈緒」
先ほどまでの表情と何かが違う皐に、自然と背筋が伸びる気がする。
酔っているのだろうか。
目が少し潤み、充血している。
「付き合って」
短い言葉に、心臓が跳ねた。
昔みたいにあしらう感じじゃない、片手に女の子もいない。
真っすぐこちらを見てくる皐の瞳に、拘束されたみたいに動けない。
「あっ…あの」
どうしよう、どうやって返事したらいい。
「昔じゃなくて?今も…そう思ってるの?」
昔の年上に対する憧れのような、そういう気持ちは私にも経験がある。
「今日久しぶりに会って、改めて思ったから」
「そう…なんだ」
皐のことはもちろん嫌いじゃない。
でもそんな風に見たこともなくて、会うのも五年ぶりで。
「あのね皐…私これまで意識したこと無くて、本当に弟みたいに思ってて…」
じっと見つめる視線が熱くて、上手く口が回らない。
「だから、急にそう言われても返事できないっていうか…あの…」
「男として意識できないってこと?俺のこと嫌い?」
「嫌いじゃないよ、もちろん。大人になったのはわかったし、かっこよくなったなって思う、けど」
しどろもどろになる私を見つめたあと、皐は突然私との距離をつめた。
「っ…」
「ん」
「わぉ」
突然唇が塞がれて、思考が止まった。
反対側で樹が小さく声を上げるのが聞こえる。
「んっ」
「奈緒…」
何度も何度も角度を変えて重ねられる。
押し返すのに、想像以上に分厚い胸板はビクともしない。
「ちょっとちょっと、落ち着けよ皐」
樹の声と同時に私の身体は後ろに引っ張られ、樹に後ろから抱きしめられる形になる。
「…おい、皐」
僅かに怒気を含ませた皐が、私の後ろにいる樹を睨む。
「いきなりキスは、流石にルール違反でしょ、ねぇ奈緒?」
「ほ…っ、ほんとだよ…」
ムッとする皐を見つめれば、皐はふっと笑った。
「でもこれで、俺のこと意識するでしょ」
何故か勝ち誇ったような皐。
そりゃそうだ。
キスなんてされたら、嫌でも意識してしまう。
顔に熱が集まるのを感じ、恥ずかしさに思わずうつむいてしまう。
「え、ちょっと待って」
樹が後ろで声をあげた。
「ほんとに意識しちゃったってこと?」
「当たり前だろ」
何故か皐が嬉しそうにいうので、私はいたたまれない。
「それはなんか…嫌だな」
静かに樹が呟いたと思ったら、私の身体はぐるんと後ろ向きになった。
「っ…!?」
驚きで声も出なかった。
私の唇が、今度は樹に塞がれていたからだ。
「はぁっ!?」
皐が私の腕を引っ張るけど、樹は私の頭を押さえているせいで唇は離れない。
「奈緒、俺のことも意識して」
「樹、ふざけんなって」
くちゅ、と温かいものが口内に入ってきて反射的に身体が跳ねた。
「んっぅ」
ゆっくりと私の口内で動く、樹の舌。
驚いて樹の身体を押しても、やっぱりビクともしない。
やっぱり…もう二人とも男の人だ。
そう意識せざるを得なかった。
「ああっ、お前舌入れてんじゃねーよ!俺入れてないのに!我慢したのに!」
大きな声に、樹はやっと唇を解放してくれる。
私は空気を必死で吸い込んだ。
「…うるせーなぁ」
「うるせぇじゃないだろ!大体樹は奈緒のこと好きとかじゃなかったじゃん!?」
「んー…」
皐の言葉に、樹は少し考えるような仕草をした後、口を開いた。
「お前とキスしてるの見て、ムカついたから」
「は?」
「俺も奈緒のこと好きなのかな…?」
「はぁっ?」
「だから、俺も奈緒のこと好きだったのかも」
「いやいやいや、俺のほうがずっと好きだったんだけど!?」
「先とか関係ある?」
このストーリーの流れは
続編を予測してます
3Pプレーかな
上と下の口とか
前と後ろの穴のストーリーを希望してお待ちしております
亜由美 さん 2025年12月20日