彼氏の実家へ挨拶に行くことになった。その夜は泊まったんだけど、2つ隣の部屋にご両親がいるのに彼がエッチをしようとして… (Page 2)

「あっ…だめ…」

大きな声を出さないように喉に力を入れると、掠れた喘ぎ声が漏れる。

「こころ、やっぱり一週間もしないと、感じやすくなっちゃうんだね」

新くんも興奮を抑えられないのか、まるで蝶が花の蜜を吸うように愛液を舐めると、私を四つん這いにする。

そのまま新くんの右手が後ろからクリトリスを刺激し、大きな水音を立てた。

「やぁっ…音が…聞こえちゃうよぉ…」

私は布団に顔を突っ伏し、シーツを両手で力強く握りしめる。

そうしていないと、快感でむせ返りそうになってしまうからだ。

「別に、バレたって構いはしないよ。どうせ結婚するんだし」

さっきはバレないようにすればいいと言っていたのは、誰だったのか。

それでも、新くんは手の動きを緩めることなく「こころは、ここを突かれるのが好きだもんね」と余裕の声音で囁いた。

「ぅっ…あああっ、あああああっ!」

新くんの指であっという間にイッてしまい、愛液が脚を伝って流れていくのがわかった。

余韻に浸る間もなく、新くんはコンドームを装着して布団に仰向けになり、背面騎乗位の体勢になる。

大きくなりすぎたモノがゆっくりと私の中に入り、全身に鳥肌が立つほどの快感が襲った。

「あっ…」

私の鳥肌に気づいたのか、新くんはゆっくりと胸からお腹にかけて優しく撫でた後、静かに腰を動かし始める。

「あっ、あっ、あっ…」

「こころ、すごい締めつけてくるね。そんなに俺が欲しかったの?」

「ん…うん…」

「じゃあ、可愛いからご褒美をあげるよ」

そう言うと新くんはクリトリスに指を這わせ、激しく動かしだす。

「あああっ!」

「しっ。静かにして。いっぱい気持ちよくしてあげるから」

腰はそれほど激しい動きではないため、大きな音は出ていない。

代わりに、新くんが指をかき回す水音がよく響いた。

「やっ、あっ、あっ、ああっ…」

「ん、こころ、またイッちゃいそう?」

「うん…あっ、もうダメ…」

「俺も」

新くんは私の脚を大きく開かせると、小刻みに動きを激しくする。

クリトリスを擦る指の力強さも相まって、私の身体は快感で爆発しそうになった。

「あっあっ、あああああっ…」

びくんっと身体が痙攣し、繋がっている新くんから熱いものが注がれる。

私は明日の朝、どんな顔をして彼のご両親に会えばいいのだろうと考えたけれど、新くんが正常位のまま再び私の中に入ってこようとしたので、覚悟を決めて頷いた。

Fin.

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