マンションの隣に住む仲良し夫婦の秘密とは… (Page 2)
「沙奈ちゃんまた来てね、今度は和真さんも一緒に宅飲みしない?」
「そうそう、俺らもそんな話してて…来週の土曜日とか、どうかな?」
柊さんがそう言うと、優香さんが驚いたように柊さんを見る。
「沙奈ちゃん、大丈夫?」
「私も特に予定はないし」
和真がもう待てない、というふうに私の手を引っ張るので、ふたりにいとまを告げて玄関に向かう。
ドアを開けたところで、保冷バッグを忘れてきたことに気づき、和真には先に帰ってもらい、慌ててキッチンに戻る。
大したものではないけど、週末には出番の多いアイテムなのだ。
キッチンには誰もいなくて、優香さんを呼ぶと、浴室からシャワーの水音が聞こえてくる。
しょうがないので、ベランダの窓を開けると、柊さんが煙草を吸っていた。
「あっ、ごめんなさい。忘れ物しちゃって」
物干しが意外に高く、背伸びをして取ろうとしたら、柊さんが後ろから手を伸ばして、取ってくれた。
えっ、距離近すぎ。
ドキッとしてバランスを崩し、転びそうになって、柊さんに、後ろから抱き竦められる。
「あっごめんなさい」
「沙奈ちゃんって、見かけによらずエロいんだね。裸エプロンとか」
耳元で囁かれ、羞恥に身体が熱くなる。
なんで柊さんがそんなこと知ってるの?って、和真か。
新婚当初に和真にお願いされて、裸エプロンで、キッチンでしたことがあったけど、そんなことを他人に言わないでほしい。
「離して…」
「じゃあまた来週」
柊さんはそう言うと、首筋に軽くキスをして、私を解放した。
*****
家に帰ると、和真はシャワーを済ませ、ベッドの中でエッチな動画を見ていた。
和真がこんなにわかりやすくヤる気満々なのは、久しぶりだ。
「沙奈、遅かったね」
「ちょっと優香さんと話し込んじゃって…」
「…!」
いきなりベッドに引きずり込まれ、ニットのワンピースの裾から手が侵入してくる。
貪るようなキスをされながら、手はショーツの中にまで侵入してきて、すでにぬるぬるになっている裂け目をなぞる。
「ちょ…シャワー浴びさせて」
「こんなに濡らしちゃってどうしたの?すぐしちゃうよ」
あっという間にワンピースとブラトップを剥ぎ取られてしまい、乳首をちゅうちゅうと吸われてしまう。
「あんっ…やっ…だめっ…」
指先でクリトリスをくにくにと捏ねられ、おねだりするみたいに和真の手にあそこを押しつけてしまう。
和真の指がするりと入ってきて、中の膨らんだところをぎゅっと押され、ふわふわと身体が宙に浮いたみたいに気持ちよくなって、私ばっかり気持ちよくなっちゃてるのもどうかと思い、和真のペニスを探してぎゅっと握る。
いつもより硬く勃起していて、先端はすでに透明な液で濡れている。
作品の一部分が抜けているのですが…
ご確認いただけますと幸いです。
まゆり さん 2023年5月21日