マンションの隣に住む仲良し夫婦の秘密とは… (Page 3)
「沙奈、今日なんかあった?いつもよりエロくて、もう我慢できない」
和真はそう言うと、コンドームを手早く装着し、私の中にゆっくりと入ってきた。
いっぱいいっぱいに奥まで満たされて、涙が出るほど気持ちよくて、和真の背中に腕を回して、脚を腰に絡める。
腰を打ちつけられ、中を擦り上げられて、どんどん膨れ上がってくる快感に脳を締めつけられる。
「あんっ…和真…好きっ…ああっ…」
「沙奈…俺も大好き…」
和真の動きが速くなってきて、あそこがぎゅうぎゅうと和真のペニスに絡みつき、イきそうな感じが高まってくる。
「ああっ…イくぅ…イっちゃう…」
「俺も…イくっ…」
「あぁあああっ…」
激しいラストスパートに、ふたりともほぼ同時にイった。
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「なんか、柊さんにエロい話を散々聞かされちゃってさ…」
裸エプロンの話なんかしやがって、と言おうとしたけど、それを言うとベランダでのことがバレそうなので、黙っておくことにする。
「沙奈は、スワッピングとかって興味ある?」
「え、別に」
ていうか、そんなこと、さらっと聞くな。
「柊さんたちには、そういう趣味があるらしくって」
優香さんが変態って言ってたのは、そのことなのか。
え、ちょっと待ってよ。
「まさか、来週の宅飲みって…」
「うん、沙奈さえオッケーなら。でも嫌だったら普通に飲むだけにするけど」
「ちょっと、私に黙ってそんな…」
「だから今聞いてるだろ」
「絶対にいや」
「沙奈はさ、この先俺しか男を知らなくてもいいの?」
「いいよ」
「俺はちょっと考えるな」
私は和真が初めての相手で、和真は童貞ではなかったけど、私の前に深くつき合った相手はいない。
「沙奈には黙ってたけど、俺けっこう会社の女の子に誘われるんだ。沙奈を裏切りたくないから、当然断るけど」
「そうだったんだ」
「でも、好奇心に勝てなくなる日が来るのが怖いんだ。だから、ああいう絶対に揺るがない夫婦と合意の上ならいいかもって思った」
もし私が男で、優香さんみたいな人とエッチするチャンスがあったら、躊躇はしない。
「わかった。優香さんとだったら、してもいいよ。それで、他の誰かと浮気しようって気持ちが抑えられるんなら。でも私は…ちょっと考えさせて」
「そっか。無理にとは言わないけど、柊さん、いい男だと思うけどな」
和真とおやすみのキスをして、私は目を閉じた。
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作品の一部分が抜けているのですが…
ご確認いただけますと幸いです。
まゆり さん 2023年5月21日