快楽の楽園
私の悩み、それは性欲が強いこと。性のバランスが釣り合わず恋愛はいつも長続きしない。そんな欲求不満を職場のイケメン上司に見抜かれて…「俺なら満足させられる」そう言われて流れでホテルへ。果てても果てても終わらない快楽の真髄へ。
私には悩みがある。
それは、性欲がどうしようもなく強いということ。
何人かの男性とお付き合いしてきたものの、みんな私の性欲の強さに引いてしまって恋の終わりを迎えてきた。
限界まで満たされたいのに、満たされない…。
最後にシたのはいつだっけ?
仕事終わり、気が緩んだ瞬間にそんなことを考えてしまった。
「そんな顔してどうした?」
『いえ、何でもないです』
上司の水瀬さんが心配そうに私の顔を覗き込む。
仕事場でこんな不純なことを悩んで、それが顔にまで出ていたなんて…。
「何でもないって顔じゃない。今は就業時間外だし、プライベートなことでも俺でよければ悩み相談のるけど」
『いや…あの…』
言えるわけない。
性欲が有り余っているせいで幸せな恋愛ができません、なんて…。
「無理にとは言わないけど、吐き出すだけで気が楽になることってあるだろうし」
『じゃあ…聞いてくれますか?』
意を決して続きの言葉を紡いだ。
『水瀬さんは…その…性欲が強い女性ってどう思いますか?』
「…ごめん、予想外の回答すぎたからびっくりして一瞬フリーズしたわ。それって天羽自身のこと?」
『すみません、変なこと言って…忘れてください!』
こんな悩みを打ち明けたというのに、水瀬さんは表情をほとんど変えずに冷静そのもので、それが余計に恥ずかしさを掻き立てる。
私、なんてこと言っちゃったんだろう…。
上司の水瀬さんにこんな恥ずかしい悩み事…。
「別に変でもなんでもないと思うけど」
『女が性欲強いなんて、下品ではしたないって思われるのかなって』
「多様性のこの時代に女だからどうこうとかないって。それに、それを喜ぶ男もいるよ」
『いるんですかね…喜んでくれる人なんて』
「目の前にいるけど」
『え…?水瀬…さん…?』
「最高じゃん、性欲強いの。俺は好きだよ、まさに喜ぶタイプの男」
『そう…なんですか?』
「天羽が性欲溜まってるなら、俺で解消する?」
『え…え…!?』
信じられない言葉に耳を疑ってしまった。
「俺ならSEXで天羽を満足させられる自信があるけど」
水瀬さんの熱い視線に思わず心が掴まれてしまう。
急にそんなこと言うから想像しちゃった。
今まで恋愛対象に見たことはなかったけれど、顔だってタイプだし、適度に鍛えられた引き締まった筋肉質なカラダ。
水瀬さんに抱かれるって…どんな感じなんだろう…。
「なぁ…今想像してるだろ?俺とのSEX」
『ッ!!いや、そんなこと…』
「顔は口ほどに物を言うってまさにこのことだな。まぁ満足させられるって証明してやるよ」
『証明って…どうやって』
「そりゃあ実践あるのみ」
『実践って…』
「SEXが好きで好きで仕方ないんだろ?うぶなフリはもういいから」
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おめでとうございます
作者様はランキングに入りと
長いので
楽しみです
麻由 さん 2026年3月25日