同窓会の罠 (Page 3)

「なんだ?DVD?まさかAVじゃないだろうな~、倉崎さん困っちゃうぞ?」

岡島くんは笑ったが、松本くんは黙ってテレビをつけ、何やらセットし始めた。
青山くんものぞきこんでいた。

いや、ホントにAVだったら困るんですけど…。
一応ここに女の子がいるんですけど…?
私は烏龍茶を飲みながら考えていた。

サイアクだ。
始まった動画は、本当にAVだった…!

しかも動画の女優は後ろ手に拘束されていて、複数の男たちにヤラれているようだった。

そのとき突然青山くんが大声を上げた。

「おい!これ、倉崎さんじゃないの!!」

なんですって…!?
まさか…!!

松本くんはニヤニヤしており、岡島くんと青山くんは画面を食い入るように見つめている。

そうだ…これは私だ…。
人生でたった一度きり。
最初で最後のAV出演だった。

画面の中の私は、上の口でペニスをほおばり、下の口で別のペニスをくわえこんで、ヒィヒィとよがり狂っていた。
他の男が乳首を弄りだした。
私は、全身をくねらせ、快感に浸りきっている。

私がまだ二十歳になったばかりの頃、付き合い始めた彼氏がドSだった。

「AV男優たちに犯される奈緒が見たい」

どうしてもと懇願され、仕方なく出演したものだ。
それも、目隠しもなく素顔でだった。
もちろん大金をもらったけれども、それよりも、映像の私を見て興奮してくれる彼氏が嬉しかった。

今の私にはいまいましい過去にすぎない。
でも、当時は彼が大好きだったのだ。
その後、彼氏の要求がどんどんエスカレートしていき、とうとうついていけなくなった。
だから私から別れを告げた。

出演したAVのことも、記憶の奥底に封印していた。
その封印がたった今、解かれてしまった。

男子たち3人が振り向いた。
すっかり獣の目をしていた。

「倉崎さん、なんでこんなの出てるの?」
「あんなに真面目だったのに…」
「お金に困ってるの?今でもやってるの?」

次々と質問しながら、私を取り囲んだ。

青山くんは、私と画面の中の女を見比べた。

「すっごく気持ちよさそう…めちゃめちゃ喘いでるよ…」

松本くんがニヤニヤした。

「倉崎さんって実は淫乱なの?」

男たちは私を押さえつけてきた。

「ヤッ、離して…!」

全力でもがいてみたが、3人の男にかなうはずもない。

テレビからは、女のよがり声がさらに大きく聞こえる。

「アア~!気持ちイイのっ!もっとして~!」

その声に興奮した様子で、彼らは、私をあっという間に全裸にしてしまった。
松本くんは背後から抱きすくめ、岡島くんは私の下半身を押さえつけて両脚を開いた。
青山くんは服を脱ぎ始めた。

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