壁の向こうの闇に堕ちて… (Page 4)

将人は意地悪く笑う。

「さすが、ヤリこんだ名器だね」

ビショビショに濡れたアソコに顔を埋めた。

「イヤっ…舐めないで…」

「いやらしい味がするよ…」

ピチャピチャという淫らな音が、静かな部屋に響く。
声をこらえながら、舌技に耐える。

舐めながら、また指を挿れてきた。
今度は膣奥をゆっくりマッサージする。

イヤっ!変になっちゃう…!

潮吹きしたばかりで、体の力は抜けきっている。
そこへ、私のいちばん弱い部分への刺激だ。

涙が溢れてきた。

「ウゥ~ン…アッ…ハァッ…」

もう、どうにでもして…。

意識がもうろうとしてきた。

すると、私の唇に温かいものが触れた。

目を開けると、将人がペニスを出していた。
唇に当てて、私の反応を楽しんでいる。

「早く済ませたいでしょ?」

戸惑ったが、確かにそうだ。
いつまでもここにいたら、修司が起きてしまうかもしれない。
それに、口でイカせられたら、挿入されずに済む。

おずおずと口を開けた。

「ルミは物わかりがいいね」

将人はゆっくりペニスを入れてきた。

ウソ、なにコレ…!
こんなに大きいの知らない!

「ゴホッ!」

苦しくてむせてしまう。

彼は一度動きを止めると、また入れてきた。
喉まで当たってもまだ余っているようだ。

手が使えない不自由な格好のまま、私は懸命に舌を這わせた。
熱いサオを舐めまわしながら、唇をすぼめて出し入れする。

先っぽをチロチロと舐め、亀頭全体を吸い上げる。
吸い上げながら、舌をねっとりと這わせる。
カリ首をゆっくり舐め回し、またペニスをしゃぶる。

ジュポ、ジュポ…!

わざと大きな音を立てて出し入れすると、修司は喜ぶ。
彼に教わったありとあらゆるテクニックで、将人のペニスを愛撫した。

「…ン…うまいよ…さすが仕込まれてるよな」

やった。
このままイッてくれれば…。

しかしそれは淡い期待だった。

彼は口からペニスを抜き取った。

「俺ね、顔射とか、口内発射とか、キライなの」

「…?」

将人は私の体をひっくり返して、四つん這いにさせた。
と言っても両手が後ろで縛られているので、布団に顔が埋まる体勢だ。

将人は一気にペニスを挿入してきた。

「ア~~~ッ!!!」

枕に顔を埋めていなければ、大声が響いていたに違いない。
相変わらず壁の向こうからは、修司のイビキが聞こえる。

「彼氏の横で、他の男に犯されるのってどんな気分?」

そう言いながら、将人はピストン運動を始めた。

屈辱的だった。

将人のペニスが最高に気持ちよかったからだ。

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