壁の向こうの闇に堕ちて…

・作

修司と私は、部屋で毎週末セックスしている。カラダの相性がよすぎて、かなりハメをはずしていた。ある夜、先に寝てしまった修司を置いて、夜風に当たりに行った私。帰宅すると、思いがけず出くわした隣の住人に、日頃の不満をぶちまけられて…!

「ア~ンッ!キモチいいっ!」

私の大声が部屋中に響く。
修司はピストン運動を速める。
パンパン!と二人の腰が激しくぶつかり合う。
固いペニスでナカは熱く蕩け、もう我慢できない。

「ア~~ッ!シュウ!イッちゃう!」

「俺もだよ!イク!」

二人はほぼ同時に絶頂に達した。

修司はゆっくりペニスを引き抜くと、コンドームを見ながら笑った。

「またこんなに出た。瑠美がイイ女だからだ」

まだ膣内がビクビクしている余韻に浸りながらも、私はちょっと笑った。

「うまいこと言うんだから。そうやってたくさんの女の子騙してきたんでしょ」

「騙してなんかないよ、瑠美は本当にイイ女だ」

そう言って彼は頬にキスをした。

「でもさすがに三回戦もしたら、眠くなってきたよ」

「そうだね、寝よっか」

私は電気を消した。
彼はもう寝息を立てていた。

キャミワンピを着ると、冷蔵庫から麦茶を出して飲む。
軽く寝息を立てている彼の寝顔は、なんとも平和そうだ。

修司とは付き合い始めてまだ三ヶ月だ。
でも、すぐに体の関係になり、毎週末セックスしている。

最初はホテルを利用していた。
しかし、体の相性がよすぎて、なかなか離れられない。
結局延長に延長を重ね、最終的な料金がすごいことになってしまう。
毎回そんなだから、一人暮らししている私の部屋で会うことにした。

彼は、金曜の夜から月曜の朝まで泊まり込む。
その間、ずっとセックスしている。
体の相性がいいだけでなく、きっと彼はテクニシャンなのだろう。
本当に気持ちがいい。

それにくわえて、料理も洗濯も掃除も私より上手だ。
だから、入り浸られてもちっとも迷惑ではない。
むしろ大歓迎だ。

セックスが気持ちいいだけでなく、ちゃんと避妊もしてくれる。
言うことなしだ。

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