ヤキモチの後、仲直りエッチは玄関にて! (Page 3)

喧嘩の発端は、私の出張の多さを嶺が指摘したことからだった。

いわく、実は出張なんかしてなくて、浮気でもしてるんじゃないかと。

そんなこといったら、あんたはなんだっていうわけ?

常日頃、女子どもにキャーキャーいわれてるあんたと違って、こっちは女だてらに男と張り合ってるのだ。いわば、職場の野郎どもは営業先含め、同志か敵だということを、この男はわかっていない。

こっちの気も知らないで、という意見だけはぴったりと一致した。

そこからは売り言葉に買い言葉で、かくて喧嘩のゴングは鳴らされた次第である。

彼との付き合いは学生時代からだが、自宅のカフェを継いだ嶺と地元の企業とはいえ営業職に就いた私では、生活リズムや休日は大きく食い違う。

お互いの努力でかろうじて合わせていた時間は、喧嘩であっという間に合わなくなった。

となると、仲直りのタイミングもどんどんなくなっていって…このまま別れちゃうのかな、と思い始めた今日このごろ、私はやけっぱちで飲み会に参加したのだった。

その行動の結果が、こんな形になるなんて思うわけないじゃないか。

*****

玄関先で靴も脱がないまま、嶺は私の服を乱暴にはだけさせていた。

首筋を散々舐めて吸って噛んで、私に所有印をたくさん付けながら、節ばった左手はさらけ出された胸を気ままに揉みしだく。

手のひら全体で柔らかさを堪能するように揉んだ後、指先で乳首を痛いほどの力でつねり上げられ、私の口からは悲鳴が漏れた。

そうでなくても、脚の間に入ったままの嶺の右手は私の秘所を好き勝手に暴いていて、玄関のたたきには愛液によって水たまりができている。

必死で嶺に掴まって、なんとか崩れ落ちないで済んでいるが、今にも腰は砕けそうだ。

いつの間にか本数が増やされた嶺の指が膣の中を行き来するたび、私は軽く達してしまう。

そのことに、しっかり気づいている嶺が、手の動きを早くした。

頭を下げて胸全体を食み、乳首を舌で転がしながら、嶺の指がGスポットを強く押す。

脳内が白く明滅するほどの刺激に、私のアソコはついに潮を吹いてしまった。

「派手に出たね。…ねえ、ここどんくらいいじった?自分の指じゃ足りなかったでしょ。何使って慰めてたわけ?」

「な、んも…ああんっ!あぅッ…ふッ…」

「そうそう、ちゃんと我慢しないとさすがに玄関だから外に音漏れるよ。でも、質問に答えないとコレはあげらんないな」

激しくイッた後にもかかわらず、嶺の手は動きを止めない。

脚を互い合わせにするようにして近づけられた嶺の局部は、大きく膨らんでいた。

「俺はね、智世さんにしか出したくないからずっと我慢してきた」

智世さんは違うみたいだけど、とダメ押しのようにいわれて、私の涙腺はついに決壊した。

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