ヤキモチの後、仲直りエッチは玄関にて! (Page 2)

「何してるって、帰りが遅い誰かさんのお迎えだよ」

嶺は仕事中にするようなにこやかな笑みを浮かべ、後輩の手から何気なく私を引き取った。

私の学生時代からの行きつけのカフェで店員をしているこいつは、最近イケメン店員だかなんだかと持て囃(はや)されている。

それも喧嘩の一因ではあって…一瞬抵抗してやろうかとも思ったが、私の身体を捕まえる嶺の力強さにぎょっとして、私は言葉を失った。

その隙を見計らってか、嶺は後輩と社交辞令的な挨拶を交わしている。

「すみません、ご迷惑をおかけして。ここからは俺が送っていくので大丈夫です」

「あ、はい…あの…あなたは?」

地味に諦め悪く後輩が食い下がると、嶺は人形めいた綺麗な顔で高らかにいい放った。

「喧嘩中ですけど、智世さんの彼氏です。喧嘩も今晩中には仲直りするので、ご心配なく」

誰が決めた、そんなこと。

私が反論するより先に、嶺は「いくよ」と私の手を引いて歩き出してしまう。

普段なら振り払うところだが、後輩の秋波に怖気づいていたこともあって、私は後輩に礼をいうのもそこそこに、こけつまろびつしながら嶺に続いて家までの道を歩き出した。

*****

マンションの私の部屋に到着し、玄関を閉めるなり、嶺の唇に荒々しくキスされた。

呼吸さえ奪うようなキスは、初っ端から激しく舌を絡まされ、まだ酔いが残っている私は合わせるのが精一杯である。

私をキスで翻弄しながら、嶺の手がするりと下半身に伸びてきた。

スカートの中に容赦なく侵入した手は、下着越しに私の割れ目をするりと撫でる。

その刺激に私が身体を震わせると、嶺が鼻でせせら笑いながら唇をわずかに離した。

「下着は濡れてないね」

「なッ…!当たり前でしょ!?」

「そうかな。最初から浮気するつもりなら換えの下着くらい用意していったかもしれないし、もっとよく確認してみないと」

下着をずらした嶺の指が、キスにとろけつつはあったものの、まだ濡れていない私の秘裂に侵入してくる。

たった一本だろうが、無理やり押し入ってくる男の太い指に、私は元凶にも関わらずとっさに嶺の身体に縋った。

「ひッ、あ、あ…やめッ」

「ふうん、中も濡れてない。じゃあ、浮気はしてこなかったんだね」

「ッそんなの、決まって…!」

「でも、それは今日だけの話かもしれないし」

嶺の指が無遠慮に私のナカで動き回る。

最初こそ引きつれた痛みをわずかに感じたが、嶺の愛撫に慣れた身体はすぐに柔らかくほどけていってしまう。

次第にぐじゅぐじゅとはしたない水音が玄関に響き始め、嶺は私を嘲(あざけ)るように耳元で囁いた。

「ほら、智世さんの身体はこんなにエッチで感じやすいんだよ?俺が触らなかったこの二週間、どうしてたわけ?」

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