Hなモニター体験 (Page 2)

亜香里はモニター品のバイブを手にすると、まじまじと観察した。

全体はマットな肌色をしている。

バイブと言えば、ピンクや紫などのパステルカラーやクリアカラーのイメージが強い。

しかし目の前のバイブは、本物のペニスさながらのリアルな肌色をしていた。

亀頭は少し赤黒く、鈴口やカリの溝まで再現されている。

浮き出た血管が根元から裏筋に走っていて、ペニスの体温や匂いまで感じられそうなディテールだった。

「バイブっていうか、ディルドみたいな見た目…」

亜香里は指先で、亀頭部分を摘んでみた。

「うわ…本物みたい」

クニッ…と勃起したペニスと同じ弾力を感じる。

手のひらで竿を包んでみると表面が少しザラザラしていて、シリコン製であることを忘れてしまうほどリアリティのある感触だった。

「しかも太くて、長い…」

今まで自分を貫いたどの男根よりも立派なバイブを前に、亜香里は思わず生唾を飲んだ。

「小松さん、バイブの経験はございましたか?」

スピーカーからの声に驚き、亜香里は思わずバイブを落としそうになった。

「えっと…2、3回あります。でも彼氏が無理やり使ってきたって感じで…自分で操作したことはありません」

「そうでしたか。それではこちらから指示しますね。まずはバイブの先端をご自身の陰部に押し当ててください」

「はい…」

亜香里は恐る恐る、茂みの向こうの秘部にバイブをあてがった。

シリコンの亀頭が、まだ濡れていない割れ目に触れる。

それを確認したかのように、スピーカーの声が次の指示を始めた。

「では、本体を寝かせるようにして割れ目に当ててみましょう。亀頭部分を膣に、陰茎部分をクリトリスに、ぴったりと密着させてください」

亜香里はバイブを持ち変えると、言われた通りに当て直した。

「そうです。持ち手部分に2つスイッチがあるのはわかりますか?」

亜香里は親指で持ち手の周辺を探った。

「えっと…はい、あります」

「小さい方のスイッチを押してみてください」

「わかりました」

亜香里は小さな突起を軽く押した。

「きゃっ」

いきなりバイブが激しく振動した。

「これは弊社こだわりの振動です。ローターより荒々しく、電マより繊細な動きでしょう。いかがですか?」

秘部全体に強い振動が伝わる。

バイブの亀頭が亜香里の割れ目をこじ開けるように動き、クリトリスに密着する陰茎はクリ皮を擦り上げるように振動した。

「んっっ…なんだか熱くて…ッ本物で擦られるみたいです」

「嬉しい感想ですね。濡れ具合はどうでしょう?一度バイブを外して、割れ目を見せていただけませんか?」

「ぁあっ…ん…は…はい」

亜香里は秘部からバイブを離した。

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