鏡の中の恋人 (Page 2)
学校を卒業して、社会人になって、一人暮らしを始めて、この大きな全身鏡を買ったその日の夜。
私は初めて裸になって鏡の前に立った。
私とともに成長して大人になった彼は一瞬驚いた顔をしたけど、嬉しそうに微笑んで「きれいだね」と鏡の中で私に触れた。
2人だけの場所で彼と会えるようになって、1年。
私たちは鏡の中で何度も体を重ねている。
*****
彼の筋張った手が後ろから胸を包み、人差し指でブラ越しにカリカリと乳首を引っかかれる。
「んぁっ、んっ…」
「…するたびに感度上がってんのかわいいね」
薄目で彼の顔を見ながら、脚に力を入れる。でないと、崩れ落ちてしまいそう。
現実の私の胸はどうもなっていないのに、鏡の中の私の胸はゆっくりと揉まれて柔らかく形を変えている。
ブラの中に差し込まれた手が、直に乳首を転がす。
甘い刺激が下腹部に響き、体の奥がじんと熱くなった。
「ねえ、汚れちゃうから…」
「どこが?」
「や、ちょっと…」
彼は手を止めて、私を鏡の前に座らせた。
「脚開いて?」
背後から膝に手を添えられ、ゆっくりと開かれる。
「や…」
形だけ抵抗しながらも彼に従うと、染みを作ったショーツが鏡に映し出された。
「わ、すっごい濡れてる…汚しちゃった、ごめんね」
「やだぁっ…」
恥ずかしさのあまり顔を逸らすと、彼の指が染みができた部分に添えられた。
ぐりぐりと押し付けるように動かされるとショーツの下からぬち、くち、と音が立ち、耳元で彼が笑う。
「ねえ見て、直接触ってないのに糸ひいてる」
「やっ…やだってばぁ…」
ぐっしょりと濡れたショーツ越しに彼が遊んでいるようだけど…直視できるわけがない。
目を閉じてゆるやかな刺激を受け入れていると、突然クロッチの部分に手をかけ横にずらされた。
ショーツの下に隠れていた場所が空気に触れ、思わず息を飲んだ。
「ほら、ひくひくしてる」
「見れない…」
「だめー、ちゃんと見なさい」
こういうことをしている彼は、ちょっといじわるだ。
優しいのに、抗えない。
手で顔を覆いながら指の隙間から覗くと、彼に開かれたピンク色の秘部が愛液で濡れて震えているのが見えた。
「とろとろだね、期待してる?」
「う…はずかしい…」
「いっぱい触ってほしい?…それとも中に入れてほしい?」
そう言いながら、とろりと溢れた愛液をすくいあげて突起に塗りつける。
ぬるぬるの突起を指で挟まれてゆっくり上下に擦り上げられると、快感が電流のように走った。
「はあっ、あっ…!だめっ…それ…」
「だめ?気持ちよさそうだけど、よくない?」
「あっ、あっ、いい…からぁっ、だめっ」
「えー、いいのにだめなの?なんで?」
答えられず、必死に彼の腕にしがみつき唇を噛む。びく、びくと腰が跳ね、無意識に下腹部に力が入る。
気持ちいい。
イきそう…。
それなのに、彼の指の動きは止まってしまった。
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