まさか私がプリンセス!?~王子様と甘々な初夜~ (Page 2)

年齢もフィリップは23歳と3つ年上で、ちょうどいい年齢差だし、何も不満などない。

ただ、そんな完璧な王子様に自分が釣り合うのかどうかが、不安なだけなのだ。

その気持ちを打ち明けると、ベルが優しい口調でリノアを慰めた。

「お姫様。大丈夫です!あなた様は王子様にふさわしい素敵なプリンセスですよ。ホラ、鏡を見てください。女神のように美しい女性が映っているではありませんか」

ベルの言う通り、亜麻色のカールヘアとゴールドの瞳を持つリノアは、この上なく麗しかった。

薄黄色のナイトドレスもセクシーだし、王子もこれならイチコロだろう。

しかし謙虚なリノアは、自身が絶世の美女という自覚がなく、あいかわらずオドオドしている。

「だけど、やっぱり緊張するわ…」

「お姫様!いつまでもウジウジ言っていてはいけません!自信を持って!さ!寝室で王子様を待ちましょう!今夜は絶対に素敵な晩になりますから」

「わ、分かったわよ…」

ベルに背中を押され、リノアも覚悟を決めて、天蓋付きベッドでフィリップを待つことにした。

ドキドキしながらベッドに横になっていると、戸が開く音がして、ついにその時が来たと身構えるリノア。

ドアを開けて入ってきたのは、予想通りフィリップ王子である。

「リノア、お待たせ。今宵の君は、いつにも増して美しいね…」

こんな風に耳元で、ハスキーな声を囁かれると、それだけでドキドキしてしまう。

ナイトガウン姿のフィリップもまた色気満点で、リノアは顔を赤らめつつ質問した。

「フィリップ王子。ありがとうございます…。お気に召していただけたでしょうか…?」

すると急に、フィリップが上に覆いかぶさってきたため、リノアは目を丸くする。

彼女の顔を覗きこみながら、フィリップは興奮した面持ちで口を開いた。

「気に入るどころか…。君が魅力的すぎて、めちゃくちゃ興奮している。今夜はもう、寝かせないからね?」

まさかフィリップがこんなに強引に自分を求めるとは思っておらず、リノアの心臓はバクバクだ。

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