痴漢男と離婚妻はまた交わる (Page 2)
ターゲットが見つからなかったのか、未だ行動を起こさない男。
私はその男の真横に立ち、横目で彼を見上げた。
(この人はなんで痴漢をするのだろう)
彼は若くて、雰囲気的には30に届くか届かないかくらいにみえる。
背も高いし、良さげなスーツにコートを身につけている。
髪の毛もサラサラして清潔感があるし、涼し気な目元も魅力的だ。
(本当に、人間ってわからない)
私もまさか、自分がこんな行動を取るなんて、思いもしなかったのだから。
*****
ビクン、と突然のことに反応した彼。
(気づいた……?)
私は横にいる彼の太腿に、手を伸ばしていた。
外腿を爪先で、ゆっくりと撫でる行為を繰り返す。
余程驚いたのか、手の主が誰なのか、視線を巡らせている。
外腿から臀部へと移動した爪先で、彼のお尻の形をなぞった。
(細身なのに筋肉質……鍛えてるのかな)
筋肉質で、形の良いお尻。
筋肉の筋を味わうように、私は指を添えた。
ゆっくり、ゆっくり。
焦らすように触れる。
お尻から今度は内腿に指先を動かすと、彼の筋肉がピクリと反応したのがわかった。
(やっぱり、気づいてる……その上で、触らせてるのね)
私はそのまま、内腿に触れていく。
下から、上へと。
きっと上質なスーツなのだろう、指先も滑らかに滑る。
そして、私の指先は彼の形を捉えた。
(硬くなっちゃってる)
ツーっと熱を持った部分を撫でると、彼のモノがピクリと反応した。
(なんか……可愛い)
妙な興奮を覚えながら、私は彼の形を楽しむ。
その時だった。
「やめてくださいっ!」
突然女性の声が電車内に響いて、私は心臓が飛び出しそうになるほど驚いた。
どうやら電車内で痴漢されていた女性が声を荒らげたらしい。
その瞬間、自分が何をしていたのか、ハッと我に帰ってしまう。
(わ、私何してるのよ……)
痴漢男の続編ですね
夫の不倫を目撃した日に痴漢され 自ら落ちて行く若妻の
続きですね
離婚した女性はエロく強く変わるのだと
感動しながら読ませてもらいました
前作のマッチングの話にもレビューを投稿したのですが採用されなくて残念です
亜由美 さん 2026年2月18日