媚薬を盛られて仕方なくワンナイトのつもりだったのに… (Page 3)
(い、痛い…すごく痛い…)
動き自体はゆっくりとしていて優しくしてくれているのがわかるけどとにかく痛くて仕方がない。
愛華は痛みを逃すため深呼吸を繰り返す。
(でもこれで少し楽になったわ)
やっと異物感に慣れてきてもう少しで楽になれると思った矢先だった。川上のモノがある1点をかすめた。
「っっ!!ああっ!?」
「ここですね。愛華さんのイイところ」
(な、なにこれ?今まで感じた事ない感覚が…)
川上は愛華のイイところを探り当てるとソコを狙って突き入れてくる。
(な、なにこれ!?嘘でしょっ!?)
さっきのような痛みではないし痛みもあるけれどそれより快感の方が勝っている気がする。
「ああっ!やっ、はっんっん!」
「くっ…締め付けすぎです」
思わず喘いでしまった愛華に川上は苦笑いを浮かべる。
そんな川上の言葉すら耳に入らず愛華は押し寄せてくる快感に頭が真っ白になって何も考えられなってくる。
「あ、ああっ!もっと…っ!」
(もっと!?ど、どうして!?)
自分の口からこぼれた言葉に愛華は驚くがそれでももう止められそうにない。
「あんまり…煽らないでくださいよっ」
川上はそういうとピストンの動きを激しくする。その動きに愛華の頭の中が快感で塗りつぶされていく。
(ダメっ!もう、限界!)
そして目の前が真っ白になったところで川上の動きが止まった。お腹の中に熱いものが広がっていくのを感じた。
(こいつ!!ゴムしてないじゃない)
「…やり逃げしたら怒るから」
愛華は息も絶え絶えになりながら川上をにらみつけた。
「もちろん責任は取ります」
川上は愛華をまっすぐ見つめながら余裕たっぷりに答えた。
Fin.
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