先輩が教えてくれること (Page 5)

 

肌寒い風が、硬く立ち上がった香織の乳首を刺激する。

「あァはぁあぁ…智也さぁぁん…ダメ」

香織の中の壁が締まり、智也のペニスは硬さを増して、ビクッと動きふたりは喘ぎ声を出した。

「ぁあ…智也さん…声が…ぁあアん」

「少し…我慢…出来る?」

智也は抱き締めている香織の身体を窓ガラスに押し付け、腰を動かし始めた。

「ぁああぁアぁアあアッあん」

「はぁア…香織、声…ダメ」

香織は閉じてた目を開けると、向かいのマンションのベランダにいる男性と目が合った。

「智也さん…あァあ…前のマンション…んんン…男の、人がいますぅ…あぁッ」

香織の声に隣の窓が開く音が聞こえた。

「しー」

智也は、香織の唇に指をあてたあと、キスをして口を塞ぎ、さっきよりも激しく腰を動かした。

目をギュッと閉じた香織の目尻に涙が流れる。

隣の窓が締まる音が聞こえると、智也は後ろを振り返った。

「見たい人には…見せたらいいよ…ぁあ…香織の身体は…うぅッ…俺しか見えない…からね」

香織の奥を突きながら、キスをしていた智也の唇は首筋を這って下へ行き、硬くなっている乳首を舐め回した。

「んン…ァぁアあァぁ智也さん…ダメぇ」

キュッっと締まった香織の中で、智也は腰を一旦引いた。

「はァあ…集中出来ない?」

紅い顔で頷く香織を見て、智也は柔らかな微笑みを見せると、そのまま部屋に入ってベッドに倒れ込んだ。

「ァぁアあぁあぁアああアァああ」

「そんなに我慢してたの?」

「智也さぁアぁん」

「そんな声出されちゃうと…」

香織は智也のリズムに腰を合わせ、更に奥へ、ペニスを飲み込ませた。

「ぁアああァあぁああ…イ、イクぅぅん」

「いいよ…はぁア…イキたいときに…」

「智也さん…キスしてぇ…」

目をトロンとさせて智也に懇願する香織に、ペニスが中で反応する。

「あぁッ…イヤらしい香織…聞こえる?クチュクチュいってるの…俺のが入ってるんだよ?ぁあッ…」

「ぁアあアァぁ…智也さん…ァアぁアあぁあ…気持ちいいィ…イ、イク…イク、イク」

香織の身体の上で、顔を紅くした智也は腰を動かし、荒い息遣いで乳首を口に含んだ。

「ぁアぁアアあぁあぁあアアあぁあッア」

「あァああ…香織の中ぴくぴくして…うぅッ…イ、イクぅぅ」

智也は香織の上に体重を預けると、ゆっくり秘部からペニスを抜いた。

「はァ…ちゃんと…ゴムしてたから…」

「智也さん…」

「何?」

「ごめんなさい…私、初めてで…シーツ汚しちゃって…」

智也は香織の頭を撫でて、耳元で囁いた。

「ごめん。怖かった?痛くなかった?」

「…はい」

「凄い濡れてたからかな?」

「そんなこといわないで下さい」

頬を紅くしている香織の唇にキスをすると、甘くため息をついて、

「もうちょっと、このままでいさせて」

智也は香織の頭を撫でて、ふたりは見つめ合っていた。

Fin.

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