絶倫すぎるホストとの甘くて激しい夜のお話 (Page 2)

あくまで私は、ピンチヒッターな訳で。
それでも煉さんに誘われた時、心が躍ってしまったのは事実だった。

「綾ちゃん、結構飲んだよね…大丈夫?」

「はぃ…ん、多分」

「多分じゃ駄目でしょ…仕方ないなぁ。俺ん家近いからお茶飲んでく?」

断る選択肢なんてある訳ない。
王子様の登場に私の心は浮足立っていた。

気が付いたらタワーマンションのエントランスに手を繋いで入って。
あれ、いつ手を繋いだんだっけか…?

「ごめんね、部屋は汚いけど…景色は綺麗なんだよ」

そう言いながら煉さんは真っすぐにバルコニーに向かった。
部屋が汚いなんて嘘。
私の部屋よりも何倍も広くて、綺麗だった。

大きなバルコニーからは、新宿の夜景を見下ろせた。

「凄い!本当に綺麗!」

「良かった。お風呂入れて来るからちょっと待ってて」

煉さんは本当にマメに動く。
お風呂を入れたと思ったら、お湯を沸かして。
飲みすぎた私にお茶を淹れてくれた。

「綾ちゃんお風呂お湯入ったよ、こっちこっち」

「はぁい」

思うに、私は全然お酒が抜けてなくて。
煉さんが脱がしてくれて、身体を洗ってくれた辺りでようやく気が付いた。

(えっ、あれ、私なんで煉さんとお風呂に入ってるんだっけ…?)

2人で入れる広いバスタブ。
煉さんに後ろから抱っこされて、熱気のせいか頭がボーッとする。

「綾ちゃん肩凝ってるねぇ」

「あっ、んっ、ダメです…そこ、痛い…」

広いバスルームに声が響く。

「あぁここもゴリゴリしてるね。お仕事お疲れ様」

そう言いながら煉さんは痛い所を的確にほぐしていく。

「あっ、だから、それダメなんですぅ…」

「ん?もっと?」

「もう、いじわる…」

身じろぐとお尻に煉さんのモノが当たった。

(あれ、元気になってる…?)

「綾ちゃんエッチだなぁ。そうやって刺激するんだ?」

「えっ、違います!」

慌てて立ち上がろうとしたけれど、ギュッと抱きしめられて身動きが取れない。

「綾ちゃんの声、可愛いから元気になっちゃった」

耳元で囁かれる。
熱い吐息。

「だって…煉さんがぁ」

「もっと聴かせて?」

そう言うと煉さんは、優しく胸に触れた。

「あっ…」

思わず吐息が漏れてしまう。

「綾ちゃん敏感なんだね。可愛いな」

2人の時にしか出さないであろう甘ったるい声に、胸の奥が痺れる。

「だから、ダメってぇ…」

振り返ると、煉さんの顔が近かった。

触れるようなキスはやがて激しさを増し、私は煉さんの上に座ってキスの雨を降らせた。
2人が動くたびにチャプチャプとお湯が揺れる。

グイっと抱き寄せられ、頭を押さえつけられる。
まるで私を求めてくれているかのような激しいキス。

「煉さん…のぼせちゃう…」

私が音をあげるまで、煉さんはキスをやめてくれなかった。

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