優しい旦那様は放置プレイで豹変するようです (Page 3)

遥介が出張に出てからというもの、私は格段にオナニーの頻度が上がってしまった。

これまではパートから帰ってきた空き時間や、遥介が出かけるタイミングを見計らってオナニーしていたのが、焦る必要もなくゆっくりと愉しむ時間ができてしまったのだ。

こんなことダメだと思いつつも、あと少しだけ、浮気をしているわけじゃないし、という気持ちから、行為に耽(ふけ)ってしまう。

遥介が帰ってくるまでしか、こんなに思い切りオナニーできないという思いもある。

だからこそ、ちょっと油断してたんだと思う。

*****

「杏、おかえり」

パートから帰ってくると、明後日帰ってくるはずの遥介に仁王立ちで出迎えられた。

剣呑な雰囲気を感じつつも、予想外に早い帰宅に私の声は高くなる。

「遥介!?どうしたのよ、金曜日に帰ってくるんじゃなかった?」

「トラブルとか起こった場合の予備日として金曜日まで見てたんだけど、問題なさそうだから帰らしてもらったんだ。それより…」

これは何?と訊かれて、私は固まった。

遥介が手に持っているのは、私のおもちゃ箱だ。

私の動揺を見て見ぬ振りして、遥介はおもちゃ箱を開ける。

「すっごいエグいディルドとかバイブとか、色々入ってたんだけどさ。杏ちゃんはコレでナニしてたのかな?」

「そ、それはその…」

「もしかして、物足りなかった?」

ドキン!と心臓が跳ね上がる。

ついでに肩も飛び跳ねたらしく、遥介の目が完全に据わった。

「ふぅん…俺も出張の間、抜いたりはしたけどね。お互い欲求不満なら、発散すべきだよな」

「よう…んむッふ…ぁ…」

玄関に押しつけられ、激しいキスをされる。

最初から舌を思い切り吸われ、かと思えば口の中を好き勝手に舐められ、息もできないほどだ。

その間におもちゃ箱を落としてきた遥介の手は、私の服の中へ巧みに滑り込み、右手はブラジャーのホックを、左手はジーンズのフロントボタンをそれぞれ外してしまう。

胸を乱暴に揉まれながら、フロントボタンの下のチャックが下げられる音を聞き、抵抗なんてする暇もなく、ジーンズの隙間からお尻を撫でられた。

人差し指と中指で乳首をきつく挟まれ、硬い指がもにゅもにゅと弾力を愉しむように胸全体をわし掴んでいる。

お尻に回った手は、下着をTバックのように割れ目に食い込ませ、肌の感触を愉しんでいるようだった。

こんな遥介、知らない。

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