優しい旦那様は放置プレイで豹変するようです (Page 2)

『おもちゃなんかで気持ちよくなって、いけない子だな』

「ぁあんっ、やらぁ…ぬい、ぬいてぇ!」

『見てみろよ、どんどん奥に入っていく。ほら、クリ好きだろ?吸ってやるぞ、好きなだけイケよ』

「ひ、ゃあ―――ッ!いくぅ…イッちゃうぅ…」

音声に合わせて、すかさずクリトリスを吸引してくれるおもちゃの電源をオンにする。

すると、ずぼぼぼ…というやらしい音を立てて、敏感な秘豆が無機質なおもちゃによっていじめられ始めた。膣には遥介のと同じくらいのバイブが収まっていて、グイングインと派手にスイングして、無遠慮に私のナカを掻き回す。

『ほら、お口が留守だぜ?』

「ん、ふぅ…ごめんなさい…あむ…」

今度はディルドを口にくわえ、ペロペロと奉仕を始めた。

玉を象った部分も丁寧に舐めて、喉の奥までカリを迎え入れ、ジュボジュボとイラマチオされている妄想をしながら顔を動かす。

乳首にはローターをくっつけているので、絶え間ない刺激が私を襲っていた。

クリトリスも、膣も、胸も、口も、全部やらしくしてしまう。

場所は夫婦の寝室、時間は午後三時。

いつもこんなに全力でオナニーをしているわけではない。

一ヶ月間、遥介が出張に出ているのだ。

*****

「――出張?」

「うん、新店舗の立ち上げで…」

お茶碗を持ちながらうんざりした面持ちで語る遥介は、心底嫌そうだった。

とはいえもう決まってしまった話らしく、一週間後には出発し、そこからまるっと一ヶ月は帰ってこれないという。

「最初は三ヶ月なんていわれてたんだけど、絶対嫌だってごねてさ。休日返上で働く代わりに一ヶ月で戻してもらうことにしたんだ」

「うわぁ、そりゃ大変だね」

「ほんとだよ。こんなに長い間、杏と離れるのは初めてだからなぁ…」

「え、そっち?」

思わず聞き返すと、遥介はちょっと拗ねたような顔で「なんだよ」と唇を尖らせた。

「俺としてはまだまだ新婚のつもりなんだけど。なんなら一緒に来てくれてもいいんですよ、奥さん」

遥介は、口調はともかくあながち冗談でもなさそうな声音でいう。

現に目はあまり笑っていなくて、下がった眉尻から必死さが窺える。

しかし、一応本屋でパートをしている私はついていけそうもない。シフトはもう提出してしまっていて、今から一週間で調整をつけるなんて無理な話だ。

というか、たかが一ヶ月くらい大騒ぎするほどでもないだろう。

なので、私はあっさりと遥介の提案をぶった切った。

「いやー、パートもあるので無理ですね旦那さん。一人でしっかり働いてきてちょうだいな」

でも、浮気はだめよ?と釘を刺すと、遥介は「当たり前だろ!」と今度こそむくれてしまった。

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