幼馴染彼女とエッチなお勉強

・作

大学三年生の亜子と拓人は家が隣で幼稚園からの幼馴染。最近付き合い始めたばかりで、特に亜子の方はまだ友達気分が抜けきらない。そんな雰囲気を打開すべく、拓人が提案したのはAVを見ることで…?

大学三年生になって早二ヶ月、俺はそれなりに充実した毎日を送っている。ちょっとワガママだけど最高に可愛い彼女もいるし。

「たくとぉー助けてーっ」

亜子が涙目で俺の部屋に飛び込んでくる。それを抱き止めながら、彼女の背中を撫でた。

「どうしたの?亜子」

「私の部屋にアイツが出たの。今日はもう帰りたくない」

「アイツ?」

「ゴで始まるアイツだよぉもう最悪ーっ」

昔はセミでもバッタでも素手で鷲掴みしていた彼女は、今や大の虫嫌い。

「わかったわかった。泊まっていきなよ。明日の朝、くん煙殺虫剤しにいこうね」

「うん、ありがと拓人」

安心したようにニカッと笑う彼女は、俺の大好きで大切な人。昔からずっと。

亜子とは、付き合って三ヶ月。でも元々幼馴染で、初めて出会ったのは幼稚園の頃。亜子の家族が俺の家の隣に引っ越してきた頃から、関係は始まった。

太陽みたいに明るくて、男勝りで、意地っ張り。でも実は優しくて恥ずかしがり屋で、俺はそんな彼女のことがずっと好きだった。

大学生になる頃ようやく告白を決心して、亜子に気持ちを伝えた。てっきり友達としか思われてないだろうと思ってたけど、なんと返事はオッケーで。

あの時の真っ赤で泣きそうな亜子の可愛い顔は、多分一生忘れない。

「拓人ー、お風呂お先ー」

Tシャツに短パン姿の亜子が、髪をタオルでワシワシ拭きながらそう言った。

スラリとした白い足に、俺は思わず釘付け。

「拓人?入んないの?」

「あ、う、うん。入る」

邪な目で見られていることに気付きもしない亜子は、ただ俺のことを不思議そうに見つめるだけだった。

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