彼氏の浮気を目撃した私が身を投げたら異世界転移した先の王様に愛されまくった話 (Page 3)

「ふっ、う……んっ……あ……」

恥ずかしくて両腕で顔を隠してる間も、ディオンは私の胸を好きに弄ぶ。

そんなに豊かでないと思っているけれど、それでもディオンは気にせず愛してくれるのが嬉しかった。

「ふふ、愛い反応をする。そんな姿を見せられては、どうしても昂ってしまうものよ」

すり、とディオンの手が私の太ももを撫でる。

あくまで無理やりではなく優しく誘導され、私は秘部をディオンの前にさらした。

胸だけの愛撫と、まだ昨夜の情事の残り火があって潤いきっている私のアソコ。

ディオンの指が伸びて、そこへ触れる。

「んっ、あっ」

「ふむ……熱いな」

そう言いながらディオンの指は、私の中へどんどん進んでくる。

くいっと曲げられた指に刺激され、私の意思と関係なく身体が跳ねた。

「あっ、あっ!ディオ……ンっ!そこ、やっ……あ、んっ!」

身体の奥から、じわりと潤いが滲んでくるのがわかる。

お腹の奥がきゅうんと切なくなって、ディオンの熱いものが欲しいと騒ぎだす。

「よしよし、俺が欲しいか。俺もアイが欲しいぞ」

ディオンは上機嫌で私の脚の間に陣取り、そのたぎる熱の先を私の秘部へとあてがった。

もう何度もしているはずなのに、この瞬間はいつも緊張してしまう。

「さあ、受け入れてくれ」

ニコリと微笑むディオンの笑顔は、比喩でもなんでもなくまぶしい。

こんな強くて勇ましくて、太陽みたいな人に愛されるなんて、夢みたいだ。

一度好きな人に裏切られた私の心の傷も、全て飲み込んでくれる人。

それが私の、好きな人。

「あっ……あ、あぁあっ!」

いつだってディオンが私の中に入ってくるときは、圧迫感が凄まじい。

でもそれも少し馴染ませてもらえれば、私はすぐに虜にされる。

「あっ、ディオっ……あっ、すごっ……!」

「はあっ……アイの中も、俺を待ち望んでいたようだ。まったく、愛おしいなそなたは……」

金色の天蓋に囲まれる。

ディオンが私に覆い被さってきて、私を見て切なげに微笑んだ。

「んっ……ディオンっ……あっ、あっ」

でも、私にはその微笑みを返す余裕なんてない。

ディオンの熱が私の奥を小突き、快楽を教えてくれる。

ゆっくりとしたピストンはその熱の大きさをよく伝え、ぐりぐりと押し付けられれば熱さを教え込まれた。

ディオンの首に腕を回しながら、私は震える声で言う。

「はっ……あっ……奥、だめっ……」

「なぜ?ここに子種を流し込まねば、子は宿らんぞ」

身体を重ねるようになってから何度も言われていることだけど、直接的すぎて聞かされる度にゾクゾクしてしまう。

それはディオンも狙っているのだろう。

私の反応を見て、彼が身震いしているのを知っている。

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