彼氏の浮気を目撃した私が身を投げたら異世界転移した先の王様に愛されまくった話 (Page 2)

「お、王様……」

「む……またそうやって呼ぶのか。いい加減、常にディオンと呼んだらどうだ?」

「でも、あのっ、あっ……」

まだ明るい時間だと言うのに、ディオンは私をベッドへと押し倒す。

客人扱いされている私は、この国にいて特に何もやることがない。

ない、というより、やらせてもらえない。

それより大事なことがあるため、私は基本的にこの部屋にいなければならないのだ。

金色の髪の毛に囲われながら、私はディオンを見上げる。

「昨日の夜もしたのに……また、ですか?」

ディオンの大きくて温かい、優しい手が私の頬を愛おしげに撫でた。

「無論だ。子を授かるには回数が多い方がいい。それに俺はそなたを好いているからな。好いてる女を抱きたいのは当たり前だろう?」

「そ、れは……嬉しいですけど……」

「約束もしてくれただろう?アイ」

約束のことを話すには、私とディオンの関わりを少し遡ることになる。

黒髪は神の生まれ変わりだと信じられているのはこの国だけでなく、近隣の国もそうだった。

聞いた話では、神の生まれ変わりを得た国は永遠の幸福が訪れる、という言い伝えがあるらしい。

そんな私がこの国に来たせいで、周辺国と戦争が起きてしまったのだ。

本当に申し訳なくて、私はまた川に入ろうとした。

そこをディオンに見つかり、必ず守り通すからそんなことをするなと、とても怒られた。

ディオンは王様なのに傷つきながらも前線に出て戦い、約束通り私を見事に守り通してくれた。

感謝してもしきれない私は、ディオンに言ったのだ。

何か私にできることがあれば、必ずすると。

そうして言われたのが、

「ならば、俺の子を授かってくれ」

ということだった。

それから私は、客人扱いされてはいるけれど実質ディオンの妻という認識をされており、この部屋にいざるを得ない。

ディオンの子どもを授かるために、日々抱かれているのだ。

私もディオンのことは嫌いではないし、むしろ身をていして私を守ってくれたところを見て、すっかり好きになってしまったくらいだ。

だけど、毎日数度部屋にやってきて抱かれるのはちょっと身体がつらい。

これが今の、ぜいたくすぎるとも言える悩み。

「約束はしましたけど、こんな毎日抱かれてたら身体が持ちませ……んっ」

「すまないな、そなたがあまりに魅力的すぎるから」

頬、首筋、鎖骨へだんだんと下がっていくキスの嵐。

この国は暑いということもあり、どこかの国の民族衣装のように身体にはゆったりと一枚布を纏っているだけだ。

私はすぐに裸に剥かれてしまっては、ディオンからの愛撫を受ける。

身体中には、あらゆる箇所にキスの痕が残っていた。

「あっ……あっ、あっ」

もうディオンの愛撫に反応しやすくなってしまった私の身体は、優しく撫でられるだけでビクビクと震えてしまう。

胸の先もあっという間にぷっくりと膨らんでしまい、それを嬉しそうにディオンは口に含んだ。

ころころと舌の上で転がされ、私は思わず足を擦り合わせる。

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