金夜で疲れていただけなんだからね！

「今日もレンちゃんと一緒にいるのー」

「私もリンちゃんと一緒にいるのー」

週末の仕事終わりの夜。お風呂に入ってご飯を食べつつテレビを見ていると、たまたま同僚が話していたアニメが流れていた。
ゆるふわ系の百合アニメでラブラブといったら人気でるよなぁと思いつつご飯を口に運ぶ。
レンちゃんがメイドの、リンちゃんがOLのコスプレをしていた。
それを見た私は、恋人のレカちゃんに、OLのコスプレ服をドンホで買ってきてとメールした。

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「という訳で、このままエッチするわよ」

「意味がわからないわ、アスイ」

「アニメと同じことしようって訳よ。さっき説明したのにまだわからないの？」

レカちゃんも後は寝るだけという状態になった時に、着替えさせてエッチしようとした。私はメイド服でレカちゃんはOLのコスプレ。
私からレカちゃんにキスしながら、胸元のボタンを外す。レカちゃんの小ぶりな胸があらわになり、キスしながら両手で両乳首に愛撫をする。でも毎回毎回レカちゃんはそれで感じるどころか寧ろ鳥肌を立たせる。

「……」

「……ごめんなさいね。気持ちよくない訳ではないの」

「じゃあ何よ毎回毎回のコレは」

「……前から言っているのだけれど」

ため息交じりに返答されつつ、布団に押し倒されていた。

「んなっ！？」

「前にも言ったけれど、貴方、拒もうと思えば拒めるのよ。押し倒されること」

その言葉に恥ずかしくなった私は、抵抗の言葉を口にしようとしたが、キスされたからできなかった。

「ん……ッ」

私だけあえぎ声と吐息が漏れる。私がさっきレカちゃんにしたことを、今度は私が逆にされていた。