見習い執事はお嬢様の愛を知らない (Page 2)

深夜。

広いベッドが、普段はしない音を立てている。

キシキシと唸るベッドの上に、生まれた姿のままのルルティアとクリスがいた。

「お、お嬢様……」

「今はルルティアと呼びなさいな。ほら、舌が止まってるわよ」

たくさんの枕やクッションに背を預け、ルルティアははしたなくも脚を大きく広げていた。

そこへ顔を近づけ、ルルティアの女の部分に必死に舌を伸ばすのはクリスだ。

「ルル、ティア様……」

「なあに?」

「なぜ、こんなことを……」

部屋に呼び出されたかと思えば服を脱げ、共に一つのベッドに乗れと命じられ、今は股を舐めろと言われてそれを実行している。

執事見習いであるクリスは、ルルティアの命令を無視することはできない。

先代のルルティアの執事であった者に粗方執事の仕事や作法、ルルティアについてなどは聞いていたが、こんな恋人まがいのことをするなどとは聞いていなかった。

無論、クリスに女と寝た経験はない。

貧乏な家庭に育ったクリスは、その見目麗しさから奴隷市場で男娼として売り飛ばされそうになっていたところを、偶然ルルティアの父と、ルルティアの我儘で拾われた。

ルルティアの家は、奴隷市場からわざわざ屋敷勤めの者を買っている。

いずれはそういった市場を撲滅するための動きをしていると聞いたのは、いつのことだったか。

ルルティアがあの日、奴隷市場に来ていなければ今のクリスはないだろう。

だからこそクリスは執事として自信も持てず、自分とは育ってきた環境の全く違うルルティアの視界の中に入ることすら恐れ多いと考えている。

ルルティアからすれば、自分の気に入った男から避けられ続けていて不愉快極まりないことなのだが、それはまだ言葉として伝えられていない。

「メイドに聞いたの。男に自信を付けさせるにはどうしたらいいかって。そうしたら女を抱くことで大体の男は自信を持つと聞いたわ」

「そのために、僕なんかと……?」

「いいからほら、続けなさい。あなたも初めてでしょうけど、私も初めてなの」

「えっ……あ、そんな、ルルティア様の初めて……」

「あなたより少し長く生きてるから、もう経験済みだと思った?……まあ、それはいいのよ。ちゃんと潤さないと痛いと聞いたから、頼むわね」

ルルティアの呼吸は、普段より少々上がっているようだった。

クリスが舌でそこをなぞるたびに、鼻にかかったような切ない声も聞こえる。

「ん……ふ、ぅっ……」

ソープのいい香りがクリスの鼻をくすぐるが、それ以上に強い別の匂いを感じていた。

これが女の、ルルティアの匂いなのかと思うと、クリスは下半身に熱が集まるのを感じる。

そんな思いを抱いてはいけないと思いつつも身体は素直で、その熱は硬さを増していった。

公開日:

感想・レビュー

レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

  1. 人生に疲れ果てた社畜な私の、初めての性感マッサージ体験

    ずっこちゃん72000Views

  2. 会社一の努力家の相馬くんとした刺激的な一夜について

    時永りょう25600Views

  3. 快楽の楽園

    天音澪莉21900Views

  4. 手の平で転がそうと思って大人しい幼馴染の家に上がり込んだ結果、私の方が組み敷かれてしまい…。

    こてつ18800Views

  5. おじさまとマッサージワンナイト

    夢見13800Views

  6. シャワーでアソコを責められちゃう彼女

    夢見13000Views

  7. バーテンダーの特別サービス!

    左京セレナ12200Views

  8. 誰にも言えない、年下コーチに溺れた夜

    Hana12000Views

  9. 同僚に弱みを握られて逆らえずに犯される

    雨風11000Views

  10. 優しさと癒しを求めてマッチングした彼がド変態だった話

    ずっこちゃん10200Views

人気のタグ

クリトリス 愛のあるSEX クンニ ちょっと強引に キス 愛撫 我慢できなくて 乳首 クリ責め 指挿れ 思わぬ展開 ラブラブ 乳首責め イキっぱなし 働く女性 彼氏 ベッド以外 胸きゅん 中出し フェラ 潮吹き いじわる 好きな人 言葉責め OL 年下クン 年上の男性 スリル ちょっと過激に 挿入なし

すべてのタグを見る