人気絶頂アイドルに迫られたと思ったら擬態型触手生物だったのでそのまま抱かれた (Page 3)

改めて触手生物をまじまじと見つめる。

(…本当に、危害を加えるつもりはない…みたい)

いや、信用はできないけど、とにかく敵意は感じられない。今のところは、だけど。

肉にも似た生々しいピンク色の触手が束ねられたような姿は、どこからどう見てもグロテスクだ。

交尾器…がどれかはわからないけど、長さも太さもさまざまで、動かすたびにぬちゃぬちゃと音がする。

「…」

無意識にごくりと喉が鳴る。

このおぞましい触手が、私を?

あり得ないのに、絶対にダメなのに、想像するとこの生物に狙われていた場所がきゅん、と反応した。

——実のところ、私はそういう趣味だ。

なんなら、昨日そういう漫画を見ながら一人で、した。

無数の触手が主人公の女性に絡みつき、全身を愛されて、そして…。

「でもバレちゃったし、騒がれても困るし…記憶消すわ」
「えっ」

ぶわっと何本もの触手が広がり、妄想を膨らませていた私の頭を包み込もうとする。

「ちょっ!待って待って!」
「痛くないから安心して~」
「そうじゃなくて…!」

手を振って遮り、言葉を続ける。

「あの…っ、…する?」

頭上でうねる触手がピタリと固まった。

「は、え?」

私の言葉に、そいつは間抜けな声を出した。

「えっ、うそ、いいの?」
「…家、近くだから…そこなら」

——とんでもないことを言ってしまった。

すでに後悔しながらも、体は熱を帯びていた。

*****

「え、擬態解くの?いいの?」

玄関まで着いてきた、私によく似た女性の形がぱらぱらと解け、またあの触手生物に変わる。

「うわぁ…」

その光景に思わず声が漏れた。

「ほんとに触手だ…ね、触ってもいい?」
「いいけど、怖くないの?」
「怖いけど…」

ぬらりとした質感の触手に触れる。

やわらかいけど筋肉みたいな弾力もあって、じんわりと温度がある。

本物だ。

ファンタジーの世界でしか存在し得なかった触手生物が現実に現れるなんて。

しかも、それがこれから、私を…。

じっと見つめていると、触手生物が少し身をかがめた。

「君ってもしかして変態?」

…こいつには言われたくない。

「…ダメなの?」
「はは、まさか。好都合だよ」

ぬるりと一本、触手が背中に回り込んだ。

ぴく、と無意識に体が震える。

「わ、ちょっと…待って、心の準備が…ここ玄関だし、シャワーも浴びてない…」
「いらないよ、全部」

ぬるぬると服の中に複数の触手が潜り込む。

背中を這うくすぐったさに身を捩ると、ぱちんとブラのホックが外された。

「え…なんで…」
「ちゃんと気持ちよくするから安心して」
「ちゃんとって…あっ」

ブラウスの中でブラがずり落ちる。

その隙間からすかさず触手が入り込み、胸の輪郭をなぞった。

「気持ちよくしないと入らないって聞いたからさ」

とんとん、とすでに濡れ始めている場所を下着越しに軽く叩かれ、またぴくりと反応してしまう。

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