慰めてたら兄が来た (Page 4)
「ほら、全部入った」
蒼井が反応する前にディルドの電源が入る。
すると子宮が直に震え絶叫にも似た嬌声をが口から溢れた。
「あああ! そ、それ…! だ、ぁっ…! ふっ、ぅああああ!」
逃げるように身を捩っても容赦なく奥を刺激される。
快楽に伴い愛液がベッドを濡らした。
振動音をかき消すほどの矯正に兄はただただ笑顔を浮かべている。
意識が飛んでしまいそうなほどの快楽が全身を巡り、羞恥も恐怖もどこかへ行ってしまった。
無意識のうちに腰が震え迫りくる絶頂に全身を反らせた。
「く、くる! ぁっ! なん、か…! くるッ!」
思考が真っ白になり、ただ与えられる快楽を受け入れるだけしかできなくなる。
口からはだらしなく唾液が伝い、目には生理的な涙が溢れていた。
「あぁぁぁぁぁぁぁあぁあ!」
蒼井は体を大きく震わせ深く果てたのだった。
視界がチカチカと点滅し、脳は痺れるような快楽に染まる。
中は手放さないとでもいうように収縮を繰り返し、ディルドを強く締め付けた。
荒い呼吸を整えることすらままならない。
全身快楽に打ちのめされ、蒼井は体をぐったりとベッドに預けた。
「ほら、よかっただろ?」
いつの間にかディルドの電源を切り、快楽の余韻に浸る蒼井を見つめていた兄が楽しそうに笑った。
兄はディルドを引き抜くと、用は済んだとばかりにさっさと部屋を出て行ってしまう。
ピロートークもあったもんじゃない。
雰囲気だって最悪だ。
だというのに、蒼井はこの快楽を知ってしまった。
気持ちいという感情を覚えてしまった。
ここから抜け出せる術は、もうないのだろう。
後日、兄に頼んで挿入することになるのは、また別の話。
Fin.
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