お屋敷勤めの秘め事

・作

名家のお屋敷に勤める優秀な執事の要と、一生懸命だけれどおっちょこちょいなメイドの凛。たびたび失敗をしてしまう凛に厳しく接する要だが、2人には共通の秘密がある。今日も、閉鎖空間で2人だけの密やかな時間が始まる。

「わー!ごめんない!すみません!お怪我はありませんか?!すぐ、片付けますので」

「ストップ。素手で割れた食器を触ったら危ないでしょう。ここは私がやりますから、凛さんは次のことをしてください」

「…は、はい…すみません…お願いします…」

私は先月、メイドとしてとあるお屋敷に就職をした。
以前の職場が倒産し、昔から親交のあった方が私を採用してくれたのだ。

でも、家事がそんなに得意ではない私は、失敗ばかり。
それでも周りの人は凄く優しくて、怒らずサポートをしてくれる。

しかし、ただ一人…とても厳しい執事さんがいる。
今年で8年目の要さん。

仕事は完璧丁寧なのに早く、正直ルックスも良い。
この要さんの指導がとにかく細かい。

正直、私はこの人が苦手だ。
それなのに、私と要さんは周りには絶対に言えない関係を密かに築いている。
そう、体の関係だ。

*****

お屋敷の地下、普段は人の出入りがほとんどない薄暗くて静かな倉庫。
ここが私たちの秘めた時間を過ごす場所。

聞こえるのは要さんのひそめた声と私の…抑えきれない快感に溺れる声だけ。

「っ…ん…ぁ…あッ…」

「大きな声を出したら、誰か来てしまいますよ」

「ん、っ…ッ…んんっ…」

「今日の凛さんは…旦那様の大切なお皿を割ってしまいましたね……お仕置きですよ」

チクチクと刺すような言葉。
なのに、何処か甘さを含んだ低く静かな声が私の体に熱を灯していく。

部屋の奥にある頑丈な大箱の上に座らせられ、大きく膝を曲げて開脚をするという恥ずかしい格好の私。
目の前には、先程まで私の体に手を這わせ弄んでいたのに今は優雅に足を組んで椅子に座り、私を眺めている要さん。

無表情に見えて瞳は獣のよう。
そして、更に驚きの一言を言い放った。

「自分で触ってイきなさい」

「っえ…で、でも…そんな、恥ずかしいこと…!」

「お仕置きと言ったでしょう。早くしないと、誰か来てしまいますよ」

決して譲らない頑なな態度に、私は諦めて自分で下肢に触れる。
先程まで要さんに触れられていたからか、既に下着の上からでも分かるほど濡れている。

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