催眠術で犬と化した彼氏に全身を舐められて…

・作

催眠術により犬と化してしまった彼氏が私の全身についてしまった生クリームを舐めとろうと舌で私を責めてくる。膣口を舐めて欲しくて自ら生クリームを膣口に塗りつけると、膣内に入ってきたのは舌よりももっと大きくて熱いモノだった…

「いいところにきたっ、奈々、パスっ」

「へ…亮ちゃんのお兄さん…と、亮ちゃん…」

先ほどようやく仕事が終わり帰宅。

お隣さんで幼馴染みであり、彼氏でもある亮ちゃんの家で会う約束があったので、その足で亮ちゃんの家に向かった。

そして、亮ちゃん家の扉を開けたところで亮ちゃんのお兄さんと出くわした。

「奈々にしか頼めない。あとは任せたっ」

「え、な、何がですか…って、お兄さんッ」

理由も言わず、奈々の肩を痛いぐらいに叩くと、奈々の制止も聞かずにお兄さんは家から逃げるように走り去ってしまった。

「お兄さん…どうしたんだろう…ね、亮ちゃん」

「…」

家に来てからほんの数秒。

理由もわからないまま何かをお兄さんによって託された奈々は、残された亮ちゃんに目を向ける。

けれど、亮ちゃんは黙ったまま。

「亮ちゃん…どうしたの、具合でも悪いの」

「…」

いつもの明るい亮ちゃんとは様子が違い、一心に奈々を見つめてくる。

奈々は一歩亮ちゃんに近づき、亮ちゃんを見上げた。

「…わんっ」

「…え…きゃあああっ」

亮ちゃんの言葉とは思えない…むしろ、人間の言葉とは思えない言葉を発する亮ちゃん。

途端に、ものすごい勢いでこちらに飛び掛かってくる亮ちゃんを避けることもできず、奈々は床に尻餅を着いた。

「わんっ…わんッ」

「え、え…ちょ、亮ちゃん…っ、ひゃ…ッ」

奈々に抱き付く形で亮ちゃんは奈々との距離を詰めてくる。

何が起こっているのか、今一つ状況が飲み込めない奈々にさらに追い討ちを掛けるように、頬を這う亮ちゃんの舌…。

「亮ちゃ…く、くすぐったい…っ」

何がどうなってしまったのか…まるで本物の犬になってしまったように奈々の顔を嬉しそうに舐め回す亮ちゃん。

冗談でやっているのだろう、と亮ちゃんの胸を強く押すが、亮ちゃんの舌が止まることはない。

「お…お、おすわりィ…っ」

「わんっ」

もし亮ちゃんが本物の犬ならば、効くかもしれない…と、夢中で奈々は犬に対して言う台詞を叫んだ。

すると元気よく、まるで返事をするように亮ちゃんは吠え、奈々の身体から離れるとその場に座り込んでしまった。

「…う、嘘…」

「へっ、へっ…」

何がどうなってしまったのか、驚きのあまり、奈々はしばらく言葉が出てこなかった。

「亮ちゃん…本当に亮ちゃん…だよね」

「わんっ」

奈々の言葉がわかっているのかは定かではないけど、相変わらず元気よく吠える亮ちゃん…。

無論、亮ちゃんに犬の耳や尻尾等は生えておらず、亮ちゃんそのものなんだけど…。

「亮ちゃん、犬になっちゃったの…」

「わんっ」

亮ちゃんからまともな返事が返ってこないことは理解できた。

そして亮ちゃんのお兄さんが家から逃げ出した理由も。

だけど、問題は亮ちゃんがこうなってしまった経緯と元に戻す方法である。

「どうしよう…」

「くうん…」

亮ちゃんを元に戻す方法を考えていると、今まで大人しくしていた亮ちゃんが切なそうな鳴き声を上げ、奈々に擦り寄る。

「え…えェと…」

「…」

鼻先で何度も何度も奈々の頬を撫で、そのたびに奈々の目をじっと見つめる。

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