みんなから人気者の上司は、実は私と秘密の関係。今日もまた、彼の愛撫に我慢できず…

・作

優しい愛撫、優しい言葉…じっくりと愛されて、だけど「欲しい」と口にするまで入れてくれない。意地悪な彼のモノをあたしの蜜壷は欲しがって、愛液がどんどん溢れてしまう。

「今日は部長との面談かァ…あたしのところの部長、なァんかいやらしい目で見てくるんだよねェ」

「あたしのところもッ…なんていうか発言が嫌っ」

女子社員の間で必ずと言ってもいいぐらいに話題にでる男性上司のセクハラ疑惑。

そんな話題に華を咲かせながら春香と同僚2人は社内を歩いていた。

「そういや春香の所は京谷さんだよね、あの人若いし、格好いいし最高じゃん」

「あはは…うん、まァ…」

同僚にも誰にも言えない秘密を持つあたしは京谷という上司の話題を振られ、若干焦りつつ引きつった笑顔で返す。

もちろん、同僚はそのことには気づかない。

「しかもかなり優しいし、ああいう人になら仕事ばんばん任されても大歓迎だよね」

「量は半端ないけど…」

ここで賛成してもいいのだけど、賛成することによって大変な方向に話が進んでは困る。

あたしはあえて賛成も反対もしない中途半端な返事を返した。

「またそんなこと言ってェ…あ、ほら、京谷さんの部屋だよッ」

「京谷さん格好いいからって襲っちゃ駄目だよォ」

よく声の響く社内は、同僚の声も筒抜け。

きっとこのドアの向こうでは笑いをこらえる男が待っているに違いない…。

それを想像するだけであたしは少し恥ずかしくなった。

「もう…何言ってるのよ…じゃあねっ」

ドアを軽く2回叩き、ノブを回して中へ入る。

仕切りの向こうで煙草を蒸し、静かにあたしを見つめている京谷さんと目が合った。

「失礼します…」

「京谷さん格好いいからって襲っちゃ駄目だよォ…だってさ」

やはり筒抜けだった…。

案の定、京谷さんは笑いをこらえながらあたしを中へと引き入れ、ソファへと座らせる。

そして自分もまた、あたしの隣へと腰かけた。

「…襲われちゃ…の間違いじゃないですか」

「どっちでもいいだろ…なァ…春香」

くくっと喉の奥で笑い、あたしの開いた胸元へと唇を落とす。

その行為によってあたしの顔は赤くなっていく。

視線をずらしても無駄な抵抗とわかっているのに、無意識に視線は京谷さんと目を合わせないようにする。

「ッ…格好よくて、若くて、優しい京谷さんがこんな変態だったなんて知れたら大変ですね」

「関係ないね、俺は元から変態なんだから。他が勝手に勘違いしてるだけだし…」

あたしが同僚にも誰にも言えない秘密…。

それは上司である京谷さんと秘密の関係を持っていること。

「そんなの、ただの…ッあ…」

「もういいから、こっちに集中しなって…」

私の制服を脱がせてソファに押し倒すと、再び胸元に唇を落とし、それと同時に本日の情事が始まった。

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