ひとりエッチのオカズは片思いのあの人 (Page 4)

「…は、…ぐっちゃぐちゃになっちまって」

何度も何度も舌と指でイカされた。

何回達したのかわからないくらいにイかされて、頭がぼーっとする。

足も腰も力が入らなくって、ぐったりとソファに寄り掛かる。

店長はその様子を見てふ、と笑うと私を抱えて体を反転させた。ソファに四つん這いみたいな格好でうつ伏せにさせられる。

その様子を見て、店長はぺろりと舌なめずりをした。

「いい眺めだな~。入れたいところだけど、今日はゴムねえから素股でイカせて」

「え、!?」

わたしが店長の言葉の意味を理解するより早く、店長は私も太ももの間に反り勃つ熱を挟み込み、緩く律動を始めた。

ぱちゅん、という水音と、パンパン、という乾いた音が交互に狭い室内に響き渡る。

休憩室の監視カメラが壊れてて良かった、なんてことを考えながら、されるがままに体を揺さぶられ、熱い店長のそれがわたしのクリトリスを擦る度にお腹の奥からじわじわと熱いものが溢れてきた。

「なんか、へ…っん、で、す!」

「もうイッちまいそうか?」

上手く言葉が紡げずに舌っ足らずにそう告げると、店長はにやりとした笑みを向けた。いたずらっ子みたいに口元だけに浮かべた笑みを。

店長のその言葉にぼーっとした頭のまま、こくこくと何度も頷いた。

店長はいい子だ、と優しくわたしの頭を撫でたあと、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を鳴らしながら律動を激しくした。

「ああっん、あ…っ、てんちょ、…もう、だ、め…っ」

「イッちま、え…!」

わたしの言葉を聞いて店長は胸に手を伸ばし乳首をきゅうとつねった。

その刺激に耐えきれず、わたしはアソコから透明な液体をぽたぽたと零しながら達してしまった。

それを感じ取った店長は太ももの間に挟んでいた陰茎を抜くと、わたしのお尻へと精液をかけたのだった。

「…店長」

「あん?」

情事が終わってぼーっとしていると、タバコをふかしながら店長が隣に座ってきた。

「わたしたちの関係って…どうなるんですか?」

情事の間中気になっていたことを問いかける。

「そりゃあ、まあ…恋人ってやつだろ」

「え?」

「なんだよ、こんなオッサンは不満か?」

「そ、そんなことないです…!」

店長の言葉にドキドキする。
やっと、片思いが成就した。

「次は恋人として、えっちしてくださいね!」

「手加減はできねーなぁ」

そう言って抱きつくと、店長は楽しそうに笑って抱き締め返してくれた。

Fin.

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