わたし好みのセックスしてくれる男募集中 (Page 3)
彼はそう言うと、私の口の中からペニスを引き抜く。
「君のぎゅうぎゅうの肉の中に埋まりたい」
彼はそう言うと私を立たせる。
私は壁に手をついて脚を開いた。
男が肉棒を握って、先端を私の膣肉にぐりぐりと押し付ける。
「ああ。うーーーん」
圧迫感が苦しい。
その肉を割り裂くようにして、ペニスが侵入してくる。
熱棒に突き刺されているような灼熱感がからだの中央を貫く。
「んんあ」
からだが引きつる。
彼は入口近くで小刻みに亀頭を動かし、私の肉をほぐすと、慣れてきたところで一気に突き上げて来た。
圧迫感がさらに増す。
口から内臓が飛び出しそうな感覚。
「あああん」
私はこの感覚が好きだ。
「ああ。ぎちぎちに絞めてくる。君の肉が…絡みついて、千切れそうだ。ううむ」
彼はそう言うと、突き上げ始める。
「あ、あん。あんん。いやあ。ひっ。ひうう」
ズンッズンッと音がしそうなほど体重をかけて突き上げてくる彼のペニスが私の深奥を犯す。
彼の動きはひたすら荒々しく、私の中、彼のモノが届くところまでをまんべんなく乱暴にこすり上げる。
「ひん。イク。イク。あああ」
からだじゅうが女性器になったよう。
全身が貫かれているよう。
熱くて、気持ちよくて、私は泣きじゃくりながら、彼の動くままに揺さぶられる。
「熱い。からだが熱い。あああ」
「絞めつけてくる。絞めつけてくるぞ。君の中の粘膜が」
彼の動きがいっそう荒々しくなる。
繋がった部分からベチュッベチュッと濡れた肉同士のこすれあう音がする。
「うう…いいぞお」
彼はそう言うと私の中に熱液を吐き出した。
膣肉が白く熱い液体で濡れる。
私もまた彼とともに高みに到達し、からだから力が抜けていく。
彼が息を整えながら言う。
「さあ、夜はまだまだ長いよ」
そう。夜は長い。
今日はおしりの穴にだって入れてもらえるかもしれない。
快い戦慄でぞくぞくする。
*****
オナニーを終えて、ノートPCを閉じた。
冷静になって思えば彼は挿入ばかりで、やたらせわしないセックスばかりだった。
もしかしておもちゃでひたすらいたぶられるおんなのほうがじっくり愛撫されていると言えなくもない。
彼は私のことなど便器としか思ってなかったかもしれない。
別れて連絡も取らなくなった今現実はどうか分からないが。
ただ彼のセックスは私にぴったり合っていた。
それは大切なことだ。
愛情よりも大切なことだ。
どちらにせよ今の私は欲求不満のかたまりだ。
わたしはスマホを手にして出会い系アプリを開いた。
「わたしごのみのセックスをしてくれる方募集」
そうプロフィールに書いてみようかなんて思うほど。
Fin.
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