同窓会なんて抜け出して (Page 2)

「んん。うん。あ」

私は浴室の壁に手をついて、誠也が陰部を洗うのに身を任せた。

ぞわぞわと快感が下半身からせり上がってくる。

「きれいな色だ。おいしそう」

誠也はシャワーの器具を床に置くと、ぺろりと陰部を舐め上げた。

「ああん!」

私は思わず声を上げた。

舌はクリトリスをチロチロと舐め、指が陰口から、中に侵入してくる。

「や、だめ。ああ、そこ」

感じるポイントを同時に責められて、脚を踏ん張って立っているのがやっと。

体液をチュルっとすする音がして、私は「ひんっ」と声を上げる。

「お馬さんみたいな鳴き声でかわいい」

誠也はそう笑うと、さらにチュッチュッと陰核を吸い上げる。

「あ、あ。イク。イク」

からだがぶるっと震えて私はオーガズムを迎えた。

誠也のからだに寄りかかるようにして、ずるずると床に腰を降ろす。

誠也の肉茎がそそり立っているのが目に映った。

「今度は私が…洗ってあげる」

誠也の股間に顔を埋めると、亀頭をパクリとくわえた。

うっと誠也がうめいた。

その声が愛らしい。

カリに舌を這わせ、全体を濡らし、睾丸をやわやわと手で触る。

「…真利亜も、そんなことできるようになったんだな」

私は吹き出しそうにながら、フェラチオを続行した。

口の中でどんどん硬くなる誠也のペニスが愛おしい。

ブジュブジュと音を立て頭を上下させ、ペニスを吸う。

「ダメだって!出ちまうから」

唇を放して誠也の肉茎を解放する。

「出しちゃえばいいじゃない」

「いやだ。真利亜の中に入りたい」

駄々っ子みたいな口調がかわいくて、私は思わず誠也の頬にキスをした。

「フェラチオされた口でされると複雑だな」

「うがいするわよ。ベッドに行きましょう」

*****

もつれ合ってベッドに倒れこんで、私たちは熱いキスを交わした。

キスを交わす前に誠也が小さな声で「ちゃんとうがいしてくれた?」と訊いてきたのには笑った。

私はうなずいて、舌を伸ばした。

その舌に誠也の舌が絡まってくる。

「ん、んん」

唾液が泡立つような激しいキスをしながら、私たちはお互いのからだをまさぐった。

誠也は私の乳房を掴むと、少し強い調子で揉み始める。

私は誠也の張り詰めた股間を膝で軽く刺激する。

唇が離れる。

誠也は揉みしだいた乳房の、硬くなった乳頭を、くわえて吸い上げた。

「あああん」

じゅうっという吸引音にからだが熱くなる。

誠也は私の乳首を執拗に吸い上げ、しゃぶり、歯を立てる。

「あ、はああ。あん」

誠也の指が私の股間に伸びてくる。

一度達したそこはぬかるんでいて、誠也の指先をぬるりと汚す。

私は脚を広げて誠也の愛撫をねだった。

指の腹がクリトリスをクリクリとこね始める。

「あ、あう。優しくして。優しく」

準備の整っているそこは少しふれられただけでも電気のような快感を伝えてくる。

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