イケメンマスターの連続絶頂で暴かれる私 (Page 5)

「大丈夫?体辛くない?」

「はい、大丈夫です…」

「ごめんね。本当はもっと優しくしたかったんだけど、サナちゃんがあんまりエッチで可愛くて途中から理性飛んじゃった」

「か、可愛いって…」

「ん?可愛いよ、サナちゃんは」

ヨウさんは手際よく後処理を済ませると、私の服まで整えてくれて。今は店の奥にあるソファで、私の肩を抱いて頭を撫でてくれている。

ほとんど成り行きみたいなエッチだったのに、終わった後もこんなに優しくしてくれるなんて。ヨウさんはどこまで完璧なんだろう。

会ったばかりの私ともこんなことしちゃうんだから、きっと他の女の子とも…

そう思うと、ズキンと胸が痛む。私はもうすっかり、彼の虜になっているみたいだ。好きになっても、望みなんかないのに。

「あのヨウさん…」

「どうしたの?」

「私…もう大丈夫ですから。ヨウさんのおかげで元気貰えたから、明日からまた頑張ります」

本心を隠してニコッと微笑むと、ヨウさんの瞳がスッと細められる。

「今夜のことはいい思い出として胸に仕舞って…」

「嫌だ」

「え…?」

ヨウさんは拗ねたように唇を尖らせると、逃がさないとでも言いたげにギュッと力強く私を抱き締めた。

「やっと触れられたんだ。もう離してあげないから」

「え、ええっ?」

てっきり気まぐれで抱いてくれたんだと思っていた私は、予想外の展開についていけない。ヨウさんはそんな私を見て、ふふっと可愛らしく笑った。

「サナちゃんにこの店を紹介した君の友達、あれ実は俺の妹なんだ」

「い、妹…?」

「店の手続きで市役所に行った時、サナちゃんに一目惚れして俺が頼んだ」

「う、嘘」

まさか、初対面じゃなかったなんて。

「サナちゃんに俺は合わないってアイツにはずっと断られてたんだけど、最近元気なかったから励ましてあげてってさ」

「そう、だったんですね…」

「卑怯な手使っちゃってごめんね」

「そ、そんな…」

「やっぱり、俺とのことは思い出にしちゃう?」

そう言うヨウさんの表情は、捨てられた子猫みたいで。可愛くて胸がギュウッと締めつけられた。

「ヨウさん」

「…」

「私はあなたを、好きになってしまいました。よければ、お付き合いしていただけませんか?」

勇気を振り絞って告白すると、ヨウさんは目をまん丸にした後それはそれは嬉しそうに破顔した。

「言いたかった台詞、取られちゃった」

「ふふっ」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

私達は笑いながら、再び唇を重ね合わせた。

Fin.

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