アイドルのマネージャーは今夜も大忙しなんです (Page 3)

ケイ君の喘ぎ声は可愛い。やや早漏で、快楽に弱くて、エッチに夢中になってしまうところも。変な噂が流れないように、週刊誌に熱愛記事を書かれないように。そんな目的で始まった私の仕事だったが、今は2人に尽くすのが嬉しくて堪らなかった。

「明日のライブ、頑張りましょうね」

*****

「なぁ、紗代さん…今日の俺、ヤバいかも」
「今までで一番大きなライブでしたからね」
「ケダモノだからさ…覚悟しとってよ」

ダイアンサスの1周年記念ライブは大成功をおさめた。3万人収容のドーム公演、ファンの熱気も凄まじかった。このライブの最後でサードアルバムおよび新たなライブツアーが発表されて、会場は歓喜の渦に包まれた。

「もう服脱ご? あ、紗代さんのブラめっちゃ可愛いね…俺のために着てくれたん?」
「ハル君の好きな赤ですよ」
「うっわ、パンツはTバックじゃん! 最高~!」

ライブ終了後の帰宅は深夜になったが、ハル君のテンションは高いままだ。音楽番組やミニライブの後もハル君は盛り上がったまま私を抱いていたが、今日は特別に興奮していた。

ちなみにケイ君はというと、終わった後はどっと疲れが出てしまうらしく、今はきっと自宅で泥のように眠っている。

「今度さ、めちゃくちゃエッチな下着プレゼントするけん。んで、紗代さんはぴったりしたスーツに黒のストッキング履いてくれん?」
「ストッキング破って着衣で…ですか?」
「マジわかってんね。そう、それしたいんよ」

ハル君はプライベートになると、言葉尻に少し訛りが出るのが可愛いらしい。本人いわく、親御さんの仕事で日本各地を転々としていたため、色々な方言が混ざっているとのこと。

明るくて人懐っこい印象はアイドルのときと相違なかったが、セックスとなれば彼の本性が顔を覗かせる。

「なぁ、俺のしゃぶって? もうギンギンでさ…」
「ンッ…ぅ、ぐ…ッん」
「一発目は濃いのいくよ? 紗代さんの顔にかけちゃおうかな…」

私の後頭部を鷲掴む大きな手。アイドルとして活動する男の子たちの平均よりも、ハル君はずっと筋肉質で体格も恵まれていた。揺する腰の律動に合わせてハル君の太いペニスが私の口の中で暴れ、これでもかと雄の欲望を押し付けてくる。

「ン、ぷ、はッ…ぁ、ぁぅ…」
「ッはぁ…きもちぃ…」

ハル君は顔射が好きだった。さらにはギラギラと目を輝かせて、まだ勃起のおさまらない肉塊を私の額や頬に擦り付けてくる。彼から強く求められている、そう思うと私の心には雌の炎が灯って、じんと全身が熱くなった。

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