セレブ婚した相手は、〇〇させたい性癖の持ち主でした

・作

25歳で結婚した星羅(せいら)は、いわゆる玉の輿のセレブ妻。周囲からは羨まれ、生活も豊かで恵まれたものだった。そして夫の涼司も優しく穏やかな人柄だったが、実は少々アブノーマルな性癖の持ち主で。夫に連れられてきた別荘で、星羅は全裸に首輪姿にされて庭へと連れ出され…

知人の紹介で出会った掛川涼司さんとは25歳で結婚し、その日から私はいわゆる『セレブ妻』となった。涼司さんはご両親から遺産として相続した不動産の経営を中心に、著書の発行やメディア出演などで収入を得ている有名人。私とは9つ離れた34歳だが、見た目が若く、筋トレなどの体づくりにも日々勤しんでいた。

「着いたよ、星羅」

首都圏から車で約2時間。観光地にほど近いこの場所は避暑地としての人気が高く、点々と別荘が立ち並んでいる。そのうちの1つ──周りを木立に囲まれた一際大きな屋敷が、これからの数日を過ごす場所だ。もう訪れるのは何回目かになるが、私は少し緊張した面持ちで歩みを進めた。

「荷物を置いたら、シャワーを浴びよう」
「はい」

セレブ婚、上昇婚、玉の輿。学生時代の友達や、独身時代の職場の同僚から羨まれた私の結婚生活。もちろん何一つ不自由なく…それどころか、実に贅沢な暮らしを与えられている。大抵の家事は通いの家政婦さんがしてくれて、平日の私はセレブ妻たち御用達の習い事に、エステやジム通い。涼司さんの仕事はそれなりに多忙だったが、性格は穏やかで優しくて。けれどもただひとつだけ、彼には少々異端な性癖があった。

「よく似合ってる、可愛いね」
「ありがとう…ございます」

涼司さんの性癖──それは『露出趣味』だった。それも自身が脱ぐのではなく、私に露出行為をさせるのが大のお気に入りなのだ。この別荘へ来ると決まって、私は滞在期間中のほとんどを全裸に首輪だけの姿で過ごし、涼司さんに言われるがまま淫猥な行為に明け暮れることとなる。

「天気もいいし、庭に出ようか」

不在の間でも手入れの行き届いた庭は、ちょっとした散策ができるほどの広さがある。リビングの大きな窓から繋がるウッドデッキ、小道のように敷かれた石畳。陽光と緑に溢れた空間の中で、素肌を晒す私だけが酷く浮いているように思えた。

「星羅、やっぱりまだ慣れないかい?」
「私だけ…こんな…」
「僕は絵画的で美しいと思ったりもするんだけどね」

でも星羅が恥じらうその姿に、僕は何よりも興奮するよ。ウッドデッキへ置かれたローチェアに腰掛けながら、涼司さんはうっとりと微笑む。その瞳の奥が徐々に獣じみた熱を帯びてくるのを感じて、私は内股を擦り合わせた。

「こっちにおいで、星羅。今日はこれで遊ぼう」
「ぁッ、ぁ…涼司、さん」
「息を吐いて? ゆっくり、上手に飲みこむんだよ」

公開日:

感想・レビュー

レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?

レビューを書く

カテゴリー

月間ランキング

  1. 満員電車で痴漢に遭い、そのまま公衆トイレで…

    黒子せな53901Views

  2. マッサージの施術中にいやらしく胸を揉まれ犯される

    黒子せな41876Views

  3. 大好きな彼氏に嫌われたくなくて、執事に頼んでエッチなレッスンはじめました。

    八代もも39334Views

  4. 官能小説を読んでいるのが男友達にバレました

    十月夏葵36856Views

  5. 媚薬を盛られて仕方なくワンナイトのつもりだったのに…

    baisu28539Views

  6. 止まらない振動に快楽堕ち

    天音澪莉22065Views

  7. 別れた元カレの部屋で二人きり。心の中で彼女に謝りながら今夜だけの関係を求めたら…

    八代もも20544Views

  8. 幼馴染と再会し一週間お試しで付き合うことにOKしたけど、キスの先を望むくらい欲情が溢れて…

    八代もも14392Views

  9. アプリで知り合った10歳年上の男性と初めての中イキ

    黒子せな14281Views

  10. 愛し合って、ぬくもりを。

    天音澪莉14250Views

最近のコメント

人気のタグ

クリトリス クンニ 愛のあるSEX キス 愛撫 ちょっと強引に クリ責め 我慢できなくて 思わぬ展開 乳首 指挿れ イキっぱなし 乳首責め ラブラブ 働く女性 ベッド以外 潮吹き 彼氏 いじわる 胸きゅん フェラ 言葉責め 好きな人 中出し 年下クン 年上の男性 ちょっと過激に スリル OL 挿入なし

すべてのタグを見る